昨日からアルプスリーグたる名前のアイスホッケーのシーズンが開幕した。
隣町のチーム、カブスはオーストリアのザルツブルグに近い町のチームとアウェイで対戦。
プレシーズンは主力選手であるモリッツさんやカウフマンがおらず敗戦の日々。さて今日はどうなるのかな?主力も戻って・・・・
ん?
あの上手なフィンランド人の人どこいった?
別のチームに行ったのかなぁ?
カブスのチームは朝に隣町を出発して対戦チームの街までバス移動。チームのサポートで携わるヴァネッサちゃんも一緒に行っているようだ。
さて試合が始まり、得点経過を見ているが
・・・・・・・・
劣勢だね。
こりゃいつものパターンかな(コラ)
確か相手のシロクマのチームはぼちぼち強かった記憶がある。。。。
それはアリーナに試合を見に行く時、私はいつも定位置で、その横はいつもコミュ障っぽいアイスホッケー好きなおっさんなのだ。そのおっさんがこぼす独り言を聞いて学習しているのだ。
(怖いから!)
おそらくリンクサイトから見たら、一言も話さないイタリア人のおっさんとアジア人のオバはんが適度な距離を置いて立見している風景はとてもシュールであろう。
ちなみにおっさんのアイスホッケー論は非常に的確である。
結局プレシーズンからまだ一つも勝てていない隣町のチーム、カブス。
今までならこれで終わりだったのだが、今シーズンからはメーランという町のチームになんと!
ジャポネーゼが二人!
やってきたのだ。
8番 石田陸選手
84番 中島照人選手
こちらも注目である。
しかしメーランの相手は昨シーズンチャンピオンのリッテン(レノン)。カブスの試合を見に行っている時には
「今日は相手がリッテンやから次につながる試合ができたらええんとちゃうか」
というぐらい強い相手である。
(カブスにとっては)
それにしても初戦から王者と戦うなんてついてないなぁと思って試合経過を眺めていたら、やはり2ピリオドまでは先行を許す試合展開。
ところがである。最終ピリオドが始まり
怒涛のゴールラッシュ!
ゴールの度に
ドイツ語
イタリア語
英語
日本語
フィンランド語(多分)
で「ゴール」と書かれた壁紙を使って得点をストーリにアップするメーランのスタッフさん。
これは・・・・・
もしや・・・・・
あれですか?
「あれ」
ダイバーシティ
・
マネージメント
いうやつですか?
金曜日初めてコースで習ったやつ!
話はそれたが、メーランは最終ピリオドでなんと!
同点に追いついたのだ!
激アツである
しかも相手去年のチャンピオン。
もうこれはやるしかないだろう!
と思っていたら・・・・
まさかまさかまさかの
石田選手
ゴーーーール
おばさん途中から出納帳の復習がどうでも良くなったね(コラ)
しかもこのゴールに中島選手のアシストが絡んでいるという
ジャポネーゼよ!
おいおいおいおいおいおい
初戦からジャポネーゼ二人大活躍やないか!
ダイバーシティ
むっちゃ機能しているやん
もう次のダイバーシティの授業はメーランの試合見に行くとかにしてくれんかな?
(なりません)
アルプスリーグでは初めての日本人選手が加入するということで今までの外国人じゃない「本気の外国人」が来るということでお互いどうなるのかなという雰囲気があったが、面白そうなチームメイトが既に二人に絡んでいる様子だし、レベルの高いプレーに共鳴するかのようにチームは動いているようやし結構なことである。
まだ1試合が終わっただけだが、このメーランの2人の活躍がきっかけでこのまったりのんびりのアルプスリーグにもジャポネーゼ旋風が湧くかもしれない。
とりあえず次戦はまさかのカブスとの試合なので、隣町の例のアリーナまで見に行ってきます。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
↓楽しみだね
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