ノート | 緑のアロマ 青い波音

緑のアロマ 青い波音

日常と拙い詩、他愛のない話、情景の切り取り

Sighひとつ

車から降りて探す姿
歩いて見つけて
車を見失って自転車で二人乗り
ほっかむりが泥棒みたいと笑うから
ちょっとまねてもいちど笑った

硬玉の火入れきらめき輝かせて
あなたにあげる
和顔の兄さん歌を歌って
懐かしの声かと
空に描いた

抱き寄せた温もりはちいさな鼓動
胸に響かし眠るようで
辿る夢路の先まで駆けてる
紅茶の国から宝物
きらめく光と、胸に秘め

傷痕とがめて痛めてる
ささいな仕草が幼さ残して
広げたノート
白紙の罫線に書き散らかした
わたしの心は何色か