数日前のことです。
私が車で走っていると、道路わきに一人のおばあちゃんが立っています。
どうやら道路の向かいにあるスーパーに行くために、車が途切れるのを待っているようです。
広い道路ではないのですが、バックミラーを見ても私の後ろにはかなりの数の車が続いています。
横断歩道ではないので止まる義務はないのですが、暑い中を背中を丸めた小柄なおばあちゃんが辛抱強く待っているのを見ると、やはり渡らせてあげたいと思ってしまいました。
私が車を止めると、そのおばあちゃんはしばらく私の車を見ていましたが、大丈夫だと思ったのでしょう。トコトコと道路を渡り始めました。
するとそのおばあちゃんが私の車の前で足を止めました。どうしたのかと見ていると、そのおばあちゃんがまっすぐに私の車の方に体を向けて、深々とおじぎをしています。
「いやいや、そんなことはいいから早く渡って」と心の中で思いながらも、私もついほほえましくなって(^.^)車の中で笑いながらおじぎをしてしまいました😊
幸いクラクションを鳴らされることもなく、おばあちゃんはゆっくりと道路を渡ることができました。
そのあとは、何かほっこりした気持ちで、私はいつもより安全運転になっていました😆