やっと今日、母の施設引っ越しが終わりました。
高齢の父も一緒に行きたいと言うので、仕方なく連れて行くことに
買ってきたテレビを運んだり設定するのを、息子にお願いしました。
息子は仕事や結婚式準備で忙しいのに、一緒に手伝ってくれたので本当に助かりました
引っ越し業者も安いプランで頼んだので、早朝からの引っ越しでした。
足の悪い父は狭い部屋で、ぶつかったり転ばれたりしないか気を遣い、居るだけで大変
母の部屋の片付けをしていると、ケアマネさんに呼ばれ、またまた沢山の契約書にサインすることに
手が痛くなりました
その間、息子はおばあちゃんの話し相手になっていたようです。
「こんなところに来たくなかった。ずっと今までの家に住んでいたかった。私の人生が変わってしまった」
と言って泣いていたそうです
「施設に入ることを決めなければならなかったおばあちゃんが、可哀想」
と息子は話してました。
施設長と父が喧嘩!?
私は結婚後同居したことがないので、母の普段の生活は聞いているだけでよく分かっていません。
薬を飲んでるとか飲んでないとかで、父が施設長さんと喧嘩ごしになり・・・
私が仲裁に入り、施設長さんに丁重に謝りました。
引っ越しが終わるとグッタリ、とても疲れてしまいました。
入院する前に、過労で倒れてしまいそうです
家に帰り、ベッドで横になっていると、父から電話が鳴りました。
父「おばあちゃん、アイツ(施設長)にお金取られたらしい。4千円というけど、もっとあったはずだからアイツに取られたんだ!だから文句言ってやったんだ」
私「そんなことあるはずないでしょ、そもそもお金持って行っちゃいけないと言われてたよね?」
父「少しくらい、持って行かないと可哀想だ」
どうやら母は、父の入れ知恵で現金を隠し持って行き、それがバレて、取り上げられ?てしまったようです。
その後、すぐに施設長さんから電話があり、
「お母さんが現金を持ってきてしまったので、預かってあります。4万円、預かっておきますから取りに来て下さい」
そう言われても私はこれから入院してしまうので、取りに行けません。
退院してから取りに行くことを伝え、またまた丁重に、施設長さんに謝りました
この後、今度は母から電話がかかってきました。
母「大変なのよ~施設長さんに、40万円取られちゃったわ」
私「取ったりしないし、40万円じゃないよね?4万円と言っていたよ」
全員が違う単位の金額を言いますが、真実を言っているのは施設長さんであることは言うまでもありません
本当に、手のかかる両親です
年を取って、我儘頑固老人にはなりたくないものです・・・
この二人を、これからもずっと私一人で面倒を見なければならないのかと思うと、先が思いやられます
でも、自分の親なので見捨てる訳にいきません。
亡くなった後に、後悔したくはないですからね
そして介護職の皆さんは、大変なお仕事をされていると、改めて感じました
職業訓練校でのこと
一昨年私は、抗がん剤治療が終わってすぐに、職業訓練校で介護職員初任者研修の講義を受講しました。
3ヶ月間、ウィッグを被りながらの自習は、ウィッグが取れやしないかとヒヤヒヤしてました。
特にベッドの上でのシャンプー実習。
「頭皮が被れているので・・・」
と言い訳をして、実習を免れました。
今となっては、それも懐かしい思い出です
そこで少しだけ介護を学びましたが、結局就職は今までと同じ業種にしました。
介護職に就かなくても、高齢の親が居る人にとっては勉強になると思います。