同僚で背の高い人がいました。
それで、彼が言うには、大男の割には蚤の心臓と言っていました。
昔関西に、いたらしく、関西弁を話すひとの前では、関西弁で話していました。
かれは、大男ですが、周りに適合できる俊敏さをアピールしたかったようです。
それは、それで良いと思います。
会社でも、二番手が勝つということが、以前の日本にありました。
例えば、SONYが新規な技術を開発したとします。
それを例えばPanasonictが猛追できれば、開発費用が掛からない2番手が勝つということになります。
そのような戦略が長く日本の企業でとられてきました。
しかし、日本は、世界的に見れば1、2番を争っている状態ではないです。
せいぜい周回遅れになっていないかと言うところでしょうか。
そのような時に、国内の企業が、日本のトップメーカーのまねをしても、
世界的な市場には負けは見えています。
社会に適合するスピードを競うとこのようなリスクがあるのです。
見えている範囲の人を追い抜くのはできるかもしれません。
しかし、中位ぐらいの順位が例えば、11番から10番に上がるくらいの効果しかありません。
彼はいまどうなっているでしょうか。
もともと2番手を目指していたので、1番にはなってはいないと思います。
日本が、世界のトップを走っていない限り、2番手の戦略は通用しません。
ですから、我が国の社会的にも、このような人を育てても仕方がないということです。