本格「みそづくり」に挑戦!ゲストのみそしるぼうやさんと一緒にやってみた | 東京日本語教育センター留学生寮RAブログ

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こんにちは。RAのりょうです。

 

突然ですがみなさん、みそ汁などで普段から親しみ深い「みそ」ですが、どう作られているか知ってますか?

 

(イベント時にみんなで作って食べたみそ汁)

 

「1回作るだけでもずいぶん大変そう」「材料は10個ぐらいあるかな、、」――僕も、はじめはそう思ってました。

 

ところがです。そんな面倒くさそうなイメージのある「みそづくり」ですが、実はとっても簡単なのです。

 

今回はその「みそづくり」を、RAによる交流イベントで寮の留学生のみんなとやってみたときの様子をお伝えします。

 

テーマは「みその日」

 

みそを作るだけでなく、みそづくりの背景についてもふれた一日となりました。その名も「MISO'S DAY(みその日)」

 

今回はみそづくりの専門家として、こちらのゲスト「みそしるぼうや」さんをお招きしました。

 

 

「みそしるぼうや」

 

家に代々伝わる味噌煮込みで育ち、青春を謳歌。はじめて甘酒を作ったとき、生きる菌の働きに感動する。その後、大豆を育てて味噌を仕込む「日本一手間のかかる味噌作り」や、地域と発酵を考える「ご近所味噌」を主催。人生の師は菌と崇め、自分らしいあり方や発酵文化に触れることが日々の楽しみ。

 

もはや「ぼうや」ではないところはさておき、「日本一手間のかかる味噌作り」とあるので、「やっぱり手間はだいぶかかるだろう、、、」と改めて気合いを入れなおしました。

 

みそは高級品?!「みそトーク」で”みその世界”をのぞいてみよう

 

「みその日」当日は、「みそトーク」からスタート。

 

「みそづくり」に取り組む前に、みんなでみそについての理解を深めます。

 

まず、みそはずいぶん昔からあって、その歴史は1300年も前にさかのぼるんだとか。

 

 

しかもみそは当時高級品。現在のように調味料として使われることはなく、地位の高い人の給料や贈り物として使われていたらしいです。

 

ほかにもいろいろな話を村瀬さんからうかがいました。聞けば聞くほど普段は考えることのなかったみそが気になってきます。

 

世界にはどんな発酵料理があるんだろう?

 

そして、「世界の発酵料理の紹介」ということで、留学生のみんなに馴染みの深い、それぞれの国の発酵料理を見ていきました。

 

 

こちらはモンゴルの「アールール」。ミルクを乾燥させてできたもので、ゲルの屋根の上で乾燥させて作るのが一般的なんだとか。

 

実際に食べてみましたが、味はちょっとすっぱく、硬いので少しずつかじって食べる感じでした。

 

 

こちらはベトナムの「ズ・モン」。乾燥させた野菜を塩等で漬け込んで、ごはんと一緒に食べるとおいしいらしいです。

 

たしかに、ちょっと日本の漬物とはちがってパリパリしていそうですね。おいしそう。

 

 

みそづくりが分かる「手前みそダンス」をやってみた

 

なんと、みそにもキュートな歌があります。

 

発酵デザイナーの小倉ヒラクさんプロデュースの「てまえみそのうた」という歌があります。歌を通して、みそづくりの一連の流れが分かるものとなっています。

 

 

 

「みそ、みそみそ、てまえみそ~」のフレーズが頭から離れませんね。

 

また、そんな「手前みそのうた」にはグッドデザイン賞も受賞したダンス、「てまえみそダンス」というのもあります。せっかくなので、留学生のみんなと踊ってみました。

 

 

ちょっと動きが気になりすぎて、思わず10回くらい観てしまいました。(特に真ん中の男の子)

 

みんな初めは恥ずかしそうでしたが、日本人のRAが身体を張ってお手本を見せたところ、興味をもって踊ってくれて、楽しい時間となりましたね。

 

いよいよみそづくがりスタート

そんなみそトークの時間も終わり、いよいよお待ちかね、「みそづくり」がスタート。

 

 

場所は食堂へと移動しました。

 

そういえば、この食堂で3月にはこんなこともやりましたね。

 

すしの長さは10メートル!豪華食材満載、2016年度最後の「太巻きずし」作り。

材料は以下の通り。

大豆(今回は水煮大豆) 3kg

麹 3kg

塩 1.5kg

なんてシンプルなんでしょう。みそはこれだけの材料からできていたんですね。

 

まず、30Lくらいの大きさのビニール袋に、水煮大豆を入れてつぶしていきます。

 

(村瀬さんに留学生が尋ねているときの様子。)

 

ペースト状になるまで、ガシガシつぶしていきます。

 

 

最初はつぶが見える状態ですが、

 

 

だんだんとつぶれていきます。

 

麹と塩を投入

続いて、つぶした大豆の袋に、麹と塩を入れていきます。

 

ちなみに麹の正体はこちら。

 

 

お米みたいですよね。それもそのはず、麹は米からできてるんです。

 

麹、糀(こうじ)とは、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたものである。

wikipediaより)

 

また混ぜていきます。おりゃおりゃおりゃ。

 

 

なんだかみんなの表情を見てても、勢いに乗ってきた感じが伝わってきますね。

 

最後には素手でこねて、こぶし大の団子状にできたら完成は間近。

 

投げつける

 

 

最後に、団子状の大豆、麹、塩の混じったものを、みそがめに投げ込んでいきます。

 

投げつけることで、中の空気が飛ばされるんだとか。

 

 

みそづくりがここまで動きのあるものとは思ってもいませんでした。楽しいです。汗までかいてきました。

 

 

\完成/

 

 

「きっと手間がかかるんだろう、、、」そんな風に身構えていたみそづくりですが、終わってみるとずいぶん簡単でした。実際にかかった時間も、3,40分くらいでした。

 

こんな簡単にたくさんできて、しかも長持ちする「みそ」――昔の人がよく作っていたのも、納得です。きっと共同体にみそはかかせないものだったのでしょう。

 

 

今後は大事に保管されます。

 

イベント後はみんなでみそ汁と手作りおにぎりを食べながら、楽しい時間を過ごしました。

 

このみそができて食べられるようになるのは半年後。またみそが解禁されてどんな味になってるかも楽しみですね◎(ボジョレー・ヌーヴォー解禁と同時期なのでワイン片手にみそでも食べたいと思います。)

 

個人的には「みそ、そんなに好きじゃないな~」と渋い顔をしていた留学生が一人いたのですが、彼がみそづくりを通して、イベント後食べていたみそ汁を「おいしいね」と言っておかわりしていたのが印象的でした。

 

おわりに

 

以上、みそづくりに取り組んだ「みその日」、いかがでしたでしょうか?

 

ぜひみなさんもみそづくりに挑戦してみてください!

 

 

 

 

P.S. みそづくりの材料は今回こちらの五味醤油さんのものを使用しました。みそづくりの際はぜひぜひ。

 

 

「五味醤油」ホームページ

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

(りょう)