2月12日月曜日、横濱音泉倶楽部のフェスティバルを観に行って参りました。
音泉倶楽部のフェスティバル、行くのも何回目かしら。
横濱音泉倶楽部はビッグバンドなのですが、今回は1曲目、オリジナル曲CRYSTAL GEYSERだけがビッグバンド編成での演奏でした。
今年は今までと趣向が変え、全て内風呂ライブ。
内風呂ライブとは、音泉倶楽部のパート対抗ライブの通称でございます。毎年、楽しみにしているイベントではありますが、まさかこれオンリーで来るとは!!
差し詰め、毎年フルコースの料理をご馳走になってますが、今年はスイーツ食べ放題といったところでしょうか。
今回は戸塚のさくらプラザ。決して大きなホールではないのですが、音響などがとても良いところでした。みなとみらいホールをこじんまりとさせた感じ。横浜ローカルでごめんなさい
そのホールの性質も生かしての内風呂祭りとなったようです。
MC一番手、おなじみサックスの名物オネエ様により今回のフェスティバルの内容紹介がされました。1部はクラシックメインのパート対抗。
まずはTrumpet Section。
1曲目はFestival Fanfare for Eight Trumpets。ファンファーレでスタートなのですが、ファンファーレの演奏が、 カチッとした、マーチングや高校吹奏楽部が吹くファンファーレとは違った、オトナならではの空気感で良かったです。
続いて、胃腸薬の主題による変奏曲。あの下痢止めのCMで有名な曲ですよ。マルセル・ケンツビッチって海外の方の作曲だったの??と驚いて調べてみましたが長くなるので省略(笑)。
最後はThere’s are A Great Day Coming for Six Trumpetsでした。
MC、再びオネエ様により
Trombone Sectionの紹介。
Shoutin' Liza Trombone、トロンボーンの音の良さがすごく活きていて好きでした。
有名なバッハの主よ人の望みの喜びよ、どこでブレスするの?っていう主旋律。これ、トロンボーンで割と演奏される曲ですか?鍵盤楽器やピストンではなくスライドで吹くってオオゴトだと思うんですけど・・・
I’ve Been Working on the Trombone 、すばらしいハーモニーでした。
続いてのMCはトランペット井上先生。
サックスは色々な音域の楽器があってズルい!というコメントがウケました。そうよね、木管はズルいよね。クラリネットだけでオーケストラ演奏できるもんね。
そんな(?)Saxophone Section、まずは海にまつわる三章。パーカッションの音も加えて海の音を表現。吹奏楽のアンサンブルっぽい感じで、吹奏楽好きにはたまらない曲でした。
それからPart of You World。音泉倶楽部を聞くと、本当にサックスって音が素敵だなーって思います。
Rhythm Sectionは、なんと音泉倶楽部フェスティバルで初めてマリンバが登場!!かなりコーフンしてしまいました。鳥のさえずりを表現した Tico Tico、Recado Bossa nova では時々「いい日旅立ち」が聞こえてきましたよ。
第1部はクラシックということですが、わたくし如何せん曲の知識がなさ過ぎて・・・これ、きっといろんな曲をご存知の方にはかなり興味深い内容だと思いますので、曲のタイトルを書かせていただきました。もし、解説をしてくださる方がいらしたら、どうぞコメント下さいませ。
休憩をはさんで、第2部。まずは抽選会。チケットと半券の裏に押されたナンバリングを使っての抽選です(詳しくは過去記事読んでね。リン貼らないけど。)
今年は仕切りが清水先生だけだったのが少し寂しかったな~。いや清水先生では物足りないってわけじゃないんですが(!!)、お二人のやり取りがすごく好きだったので・・・。
そして、今年も何も当たりませんでした~~。でもね、外れたけど、今回初めて1番違いだったの!なんとなくぼーっとしていて、聞こえた番号と自分の券を見比べて、思わず「うわぁ」と低い声出してしまいました。
そろそろ・・・来年あたりは、来るんじゃね??(笑)
さて、第2部はいつも通りの内風呂ライブ、テーマに沿って各パートがおふざけあり衣装ありのショーを繰り広げます。
今年のテーマは「横濱の休日」。
まずはTrombone Section Presents「栄光への架け橋へと」
横浜では6月2日が開港記念日といって学校がお休みになります。ですが学校が休みでも、野球部や吹奏楽部は練習に励むのでした。というお話。
ちなみにうちの小学生マーチンガーは6月2日が休みって知らなかったらしい。確かに必ず練習がはいっているけど、ボケすぎでは・・・。
野球の応援でおなじみの「狙い撃ち」や「タッチ」にあわせて、スライドにボールを乗せて歩いたり、輪投げして楽器で受けたりして、うちの小学生が大喜びしてました。「良い子はマネしないでね♪」といわれるまで真似する気満々だった・・・
ちなみにプラスチック製のトロンボーンを使ってましたよ。念のため。
最後の「栄光の架橋」の演奏はめちゃ素敵でした。
今回、本気度がハンパなかったSaxophone Section Presents「四季にまつわるエトセトラ~横浜ホリデーウォーカー」
四季に合った横浜の観光名所を紹介する内容なのですが、とにかくビジュアルのインパクトが。昨年、我が家の子どもたちを大喜びさせた、中国から来たピカチュウにまた会えるとは。ロケット団にまた会えるとは。
メモに、ドングリ にゃんこスター イルミネーション と書いてあるのですが、これをどう表現したらいいのかわかりません。見た人は分かるということで、初めてレポを放棄します。ただただ面白かった。
毎年音泉倶楽部で演奏されている「星に願いを」、今年はまさかの内風呂で聞けるとは。こんなビジュアルインパクトなショーだったのですが、やっぱり音泉倶楽部のサックスの音が好きです。
浜は濱じゃないの?とは息子氏のツッコミ。
さてさて、絶賛6連覇中のTrumpet Section Presents「新・横濱の休日」
魚2匹が演奏する「海の声」でスタート。浦島太郎が乙姫に横浜観光名所を案内するというストーリー。あ、そういえば今年は裸にならなかったな。独り言です。ひそかに気になる存在、ズーラシアブラスが登場したのがウケたー!ブルーライトヨコハマや赤い靴など、横浜にちなんだGWのパレードでほぼ全団体が演奏する曲もたくさん出てきましたよ。逃げ恥の撮影横浜でやってたって知らなかったなあ。
最後の「海の声」は「トランペット吹きの休日」も交えつつの演奏。最後の演奏めちゃ素敵でした。
本当、内風呂ライブってものすごくはっちゃけたことをやっているのに、演奏はものすごく素敵なんですよね~~
最後はRhythm Section Presents「サッカーの応援といえば・・・?」
リズムパートが、サッカーの応援のために曲を演奏するというシチュエーション。定番の風になりたい、マツケンサンバではマツケンが登場。でも衣装がピコ太郎ベースだったことを私は見逃しませんよ。サンバデジャネイロもスポーツ応援で有名な曲ですね。カラフルな音色に仕上げられるのはリズムパートならではですよね~。すごく楽しかった!!
今年は、おなじみのレジェンドメンバーが何人かいらっしゃらなかったようで、すこし寂しくもありましたが、その分フレッシュさを感じるコンサートでした。新しい音泉倶楽部のスタイルを見ることができ、とても楽しかったです。
これからも応援させてください!!