ブログを毎日更新する為に今日のラーメンニュースというコンテンツを考えました。SNSで閉店情報を検索する日々ですが、閉店情報が溜まる一方なので、重要な閉店情報をここで紹介したり、一か月の閉店数をまとめるなどして、月ごとの傾向をまとめています。

 なお、ここで「閉店した」とする店舗は「閉店したと判断した」店舗となります。期間限定店舗の営業終了や移転による閉店、リニューアルを伴う店名変更を含みますが、期限を区切った休業は含まれません。実際に閉店しても確認できない店がある事と、閉店店舗数は2023/4/1現在で、今後増える見込みである事はご了解ください。

1.2023年3月に閉店した店舗数

ラーメン提供店合計:286軒
 ラーメン店:152軒
 ラーメンチェーン:24軒
 中華料理店:58軒
 中華料理チェーン:6軒
 食堂など:46軒

 3月初旬時点での2月分の閉店店舗数が「211軒」だったので、前月よりは70軒近く増えました。2月は一旦減りましたが、昨年12月からのハイペースで閉店情報が増えています。ジャンル別では、チェーン店はあまり増えず、個人の中華屋や食堂の閉店が多かったです。
 ちなみに現時点で、前月(2023年2月)に閉店した店舗は254軒で、3月初頭の軒数から43軒増えました(2月での閉店が3月に確認された分です)。また、前年同月(2022年3月)に閉店した店舗は318軒で、前年同月比は1割程度少ないですが、3月での閉店が判明する分がこれから増えるため、前年同月比で越えてしまうことが予想されます。


2.2023年3月に閉店したチェーン店

 3月に2軒以上閉店したチェーン店は以下の通りです

2軒:一風堂(含:EXPRESS)、大阪王将、日高屋

、今月はチェーン店の閉店は多くなく、大阪王将は山形と高松で閉店、山形県からは撤退になりました。他に、「餃子の王将」「幸楽苑」「筑豊ラーメン山小屋」などに閉店店舗がありました。

3.2023年3月の主な閉店店舗

 3月は、都内有数の歴史を持つ、飯田橋「びぜん亭」の閉店が大きな話題になりました。3ヵ月前から告知されていたこともあり、多くの人が閉店を惜しみました。一方で、十条の老舗「玉屋」は静かに閉店。また、再開発が進む虎ノ門や大山では次々と閉店、移転がされました。淡路町の「じゃんがらプラス」、渋谷の「已己巳己」なども閉店。


 関東では千葉県柏市で大きな動きがありました。ガッツリ系「神工」「二九六」が移転、「ししょう」「麺友」はリニューアル。松戸市でも「ニュー松戸」「らーめん 風」が移転しました。横浜市では「鎌倉家」が閉店。家系総本山の「吉村家」が電撃移転しました。


 東北では「味よし味二番@大曲」「陽風@山形市」「さとう頂@郡山市」「二代目さ近@いわき市」などが閉店。
 

 中部では「潤 三条店」「文蔵 臼田店」「梅光軒 名古屋店」「味珍本店@豊田市」「みそらーめんかたぶつ@尾張旭市」が閉店。大阪の「麺物語つなぐ」は東京移転のために閉店。奈良の「出藍ノ誉」も突如閉店しました。


 岡山市の「博多一番」、香川県では「ドカ壱」「麺王」が閉店。
 

 福岡市では天神「麺屋はなび」、住吉「長浜御殿」が閉店。佐賀県唐津市の「なおちゃんラーメン」、鹿児島市の「我流風 南埠頭店」が閉店しました。