ヤフーニュース個人のところに、簡単なステマ関連の記事をAppBank上場承認と絡めて書いてみたんですが、そのマックスむらいさんの動画に200万円以上を突っ込んだと見られるスクウェア・エニックスの『ホーリーダンジョン』が前評判どおり爆死、サービス終了となったようであります。



AppBankが上場承認されましたが、ステマ記事が多いのは問題ではないでしょうか

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150914-00049509/

ホーリーダンジョン

http://www.horidan.com/pc/



 ドリラーみたいな感じで楽しそうなゲームなんですけどね。私は未プレイですが。


 「ネイティブアドの広告クレジット外し」あるいはステルスマーケティングはだめですよ、という話は各地でしていたわけですけれども、最近になって、加担していた媒体社がバレるリスクに敏感になられたようで、それなりに自浄作用が働き始めたようにも見えます。良かったですね。



 一方で、残った勇者が媒体社においてバレなければ大丈夫だろうという哲学をもとに繰り広げているのが本件でありまして、仕組みもかなり解明されてきた以上、今月か来月にも大口の話がどかんと出てくるのではないかと思います。誰が出すのかは知りませんが。



 また、過当競争となったスマートフォン向けアプリの世界は、冒頭のように「頑張ったんだけど大爆死」の案件が出始め、しかも昔のように一本開発して安いわけでもありませんので、新作がコケると億単位で損害を蒙る世界になってきました。だからこそ、広告が大事だ、ユーザーの期待感を煽れる認知が必要だという話になるわけですけれども、この手のロイヤルユーザーというのは岩盤であって、何がどう刺さるのかはしっかりと考えて手を打たないと大変なことになってしまいます。安易にメディアに金を払い、広告記事やパブプレイ動画を組み合わせれば初動の客が取れるだろうというのは別の意味で問題じゃないかと思うわけですね。



 期待感は高かったろうになあ。アーメン。



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