1995年のブレイクから現在まで
20年以上ファッションが注目されている
安室奈美恵の衣装やヘアメイクの歴史をまとめてみました
ステージ衣装よりも
当時の流行がわかりやすい
テレビ番組の衣装が中心です
デビュー当時はギャルというより
アイドル風だった安室ちゃん
可愛いですが垢抜けない印象
1995年にMAX松浦氏の
プロデュースで注目される↓
この頃から少しギャルっぽくなる
この頃はまだアムラーブーム前
コギャルの進化前の形態にあたる
パラギャルといわれるファッションが
若者を中心に人気が出始めていた↓
画像は1995年の渋谷
パラギャルとは毎日がパラダイスという意味
1995年10月には小室哲哉の
プロデュースでソロとしてCDを発売↓
後にアムラーと呼ばれるファッションと
ブラックミュージック風の音楽は
安室奈美恵本人の希望
お手本はジャネット・ジャクソンだったそうです↓
ブラックミュージック路線の
イメージ戦略が成功し安室奈美恵がブレイク
日焼け肌・細眉・茶髪という
今までの日本にはなかった
黒人のヒップホップ文化を取り入れた
ファッションとヘアメイクでした
90年代の安室奈美恵といえば
この頃のファッションとメイクで
記憶している人も多い
このスタイルに憧れた女性が
安室奈美恵の真似をするようになり
アムラーと呼ばれるようになりました
安室ちゃんがロングブーツをよく履いていたことから
夏でもロングブーツが店頭に並んでいた時代
安室奈美恵がブレイクする前から
コギャルと呼ばれるファッションの人はいましたが
安室ちゃんが着ることによって
コギャルではない人も
コギャル化するほどの影響力でした
ステージ衣装や歌番組では
スーツやストリート系を
取り入れたファッションが多いですが
バラエティ番組では
コンサバ寄りな衣装も多かった↓
ステージ衣装とは違い
一般人にも真似できそうなところがポイント
この時代のテレビ番組は
衣装も可愛かったので
人気歌手が何を着ているのか
テレビにかじりついて見ていた人も多いのでは
1996年~97年には
さらに色味のないメイクに変化
顔色が悪く見えるメイクのため
テレビで死に顔メイクと呼ばれたこともありました↓
モノトーンでシンプルなファッションが多く
自分のイメージを伝えるには
洋服だけで着飾るよりも
メイクや髪型が重要という良い例
1997年には結婚を発表↓
安室ちゃんが髪を切ったからという理由で
同じようにショートにした人も現れるほど
結婚会見で着ていた
バーバリーブルーレーベルのスカートは
売り切れの店舗が続出しました
90年代後半~2000年代前半は
衣装でバーバリーブルーレーベルを
着ていることが多かった↓
2000年代に入り
アムラーブームが終了し
ギャル人口が減った現在でも
安室奈美恵着用の洋服や
髪型は変わらず注目されています
2000年代に注目された
安室奈美恵着用の商品
ミュージックビデオで着ていた
SLYのロングコート↓
安室ジェットで着ていた
グッチのワンピース↓
イッテQ!で着ていた
グッチの半袖ニット↓
90年代ギャルのイメージが強い安室ちゃんですが
コンサバ系やシンプルなファッションも多いので
幅広い層から支持を集めています
ビヨンセやアリアナ・グランデなど
アメリカの人気歌手に多い髪型も
安室ちゃんが取り入れたことで
日本でも真似する人が増えました
90年代のヘアメイクで止まってしまうのではなく
時代に合わせて上手く変化させながら
自分に似合うスタイルだけを取り入れている
トレンドに流されるのではなく
自分に似合うファッション・メイクを
追求しているストイックさも
20年以上支持されている理由だと思います
安室ちゃんに流行のメイクとファッションを
無理やり着せた雑誌を見かけますが
やはり微妙な仕上がり↓
スタイルがいいので
体のラインを隠す必要はなく
メイクもヌーディーなほうが似合う
メイクと髪型が昔のままで止まってしまうと
古さが出てしまいますが
似合わない流行を
無理に取り入れる必要がないことも
安室奈美恵の25年間を見てきた人にはわかると思います
トレンドに流されがちな日本人には
自分に似合うスタイルを貫くという
安室奈美恵の姿勢は素晴らしいお手本だと思います
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