先日YouTubeでフラッとおすすめに上がってきた婚活相談を何気なしに聞き流していました。

 

「年収800万の同年代男性と結婚したい」と話す30代後半の女性。

その希望に対して婚活アドバイザーがこう答えていました。

「婚活を成功させたいなら、年齢の幅を60代まで広げ、年収の条件は400万でもよしとしないといけない。」

それを聞いて思ったんです。
“この女性にとって、婚活の成功って何なんだろう?”って。

 

条件を妥協しまくってでも「結婚すること」なのか?

それとも「希望の男性と結婚すること」なのか。

 

 

高望みとかそういう話ではなく、

 

年収にこだわる理由がお金の価値観が似ているとか、生活レベルを下げたくないとか、だとしたら

 

年収を下げた人との結婚ではそれは叶わないかもしれませんね。

 

そして

 

年齢にこだわる理由が自分が70歳、80歳になった時もパートナーと一緒に過ごしていたいからだとしたら20歳年上の男性だとそれも叶いにくいかもしれません。

 

 

結婚ってゴールではなく新しい暮らしのスタート地点です。

だからこそその先の生活を思い描くことはとても重要です。

 

もちろん多少収入は低くても心の支えになってくれる存在など、数字では見えないモノもあるので一概には言えないのですが、この婚活相談を聴きながら、ふとそんなことを考えました。

 

そして

実はこれ、片付けにもまったく同じことが言えます。

 

片付けることはゴールではない。

 

だって暮らしは続いていくから、暮らしていると

 

洗濯物もでてくる

洗い物をして食器棚にしまわなくちゃ

洋服をかったらクローゼットの整理

床には埃が溜まるし

 

日々片付けは続きます。

 


「とにかく部屋を綺麗にしたい」
そう言ってがんばって片付けたけれど…

綺麗に保つために毎日1時間以上片付けなきゃいけない暮らしになったら、どう思いますか?

「綺麗な部屋」を目指していたはずなのに、
その部屋でゆっくり過ごす余裕がなくなってしまっては本末転倒。

 

 

ちなみに先日の取材の時に母が

 

「とにかく玄関から入った時のしつらいを大切にしている」と言っていました。

 

確かに実家の玄関は

 

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いつも素敵でしたね

 

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ケアハウスでもそれはとても大切にしているようです。

 

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私が片付けのプロとしていつもお伝えしているのは、

「どんな暮らしがしたいのか」
「何のために片付けたいのか」

まずはそこを明確にしてから、方法を決めていくこと。

婚活も片付けも、目的がぼんやりしていると、
どこまで何を頑張ればいいのか分からなくなり、疲れ果ててしまうんですよね。

あなたが目指したいのは、
モデルルームのような完璧な部屋?
それとも、好きなものに囲まれて、ラクに片付く自分らしい空間?

答えは、あなたの中にあります。

 

ご参考👇

 



 

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下村志保美(しもむらしほみ)

PRECIOUS DAYS主宰

1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。

 

2014年より片づけのプロとして活動。

部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。

お問い合わせ・執筆依頼・取材依頼はこちらから


  

 

著書:

「お金が貯まる家」にはものが少ない [ 下村志保美 

片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)

ホームページ:PRECIOUS DAYS

 

 

 
 
 


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