今日はちょっと失礼な話になるかもしれないけれど、誰かの胸に刺さって、ラクになれる人がいるなら――そんな願いを込めて書きます。

 

 

 「自分は片付けたいのに、家族が協力してくれない」 

 

こんな言葉を日常的に聞いていませんか? 

 

「それ、一応残しておいて」 

「あれどこにやったの?」 

「後で片付けるから置いといて」 

「散らかっててもいいじゃん、別に」

 

 …これ、ぜーんぶ聞き飽きた🦻!ってことでは? 

 

 

でもね、それって実は 片付けの悩みじゃなくて、

 

“家族の無責任”に悩んでる。

 

◆「とりあえず残す」は判断放棄 

→ 捨てるのがイヤなんじゃなくて、決めるのが面倒なだけ 

 

 

◆「あれどこ?」は依存のサイン 

→ 管理も記憶も、全部あなた任せにしてるだけ 

 

 

◆「後でやる」は未来への丸投げ 

→ 今の気分を優先して、片付けの“重さ”をあなたに預けている 

 

 

◆「散らかってても平気」は責任のすり替え 

→ 散らかってることより、“誰かが不快に感じてる”ことを軽視している

 

 

片付けって、本当は「モノの問題」じゃなくて、 人間関係と向き合うことでもあります。 

 

 

 

 

 

 

「私は片付けたい」 「でも、家族が…」という人は

 

 “モノ”に悩んでいるようで、 実は“関係性”に悩んでいることがほとんど。 

 

 

片付けをしようとするあなたは、 家族にとって都合のいい「管理人」でも「召使い」でもない。 その違和感に気づくこと。 

 

 

そして、それを無理して背負わないこと。 

 

 

家族の”無責任”対策

 

①【まずは“巻き込まれない”と決める】 

→家族の判断放棄・先延ばし・放置ぐせに、あなたが責任を感じないことが第一歩。  

「それはあなたが決めていいことだよ」と、やんわりでも線引きすることが大事。 

 

 

②【“自分のエリア”だけを整える】 

→クローゼット、引き出し、バッグ、スマホ画面…  自分だけの空間は自分のペースで整えられる場所。ここに集中して満足感を得よう。 

 

 

③【“ここまでが私の担当”と宣言する】 

→「玄関は私がやるけど、子ども部屋はノータッチ」など、片付けの“範囲”を明確にする。  それだけでモヤモヤと罪悪感が減り、「私ばっかりやってる」状態を脱出できる。 

 

 

④【“片付け=快適”を見せて伝える】 

→家族を言葉で説得するよりも、変わった空間の心地よさを体験させる方が効果的。  

「あれ?ここ使いやすいね」が出たらチャンス! 

 

 

⑤【最終手段は“見える化”&“置き手紙”】 

→「この棚は○日までに片付けてくれる?」  

「判断つかないものは“保留ボックス”へ」など 

言った・聞いてない問題を回避する可視化ツールを活用。 

 

 

 

 

それでも動かない家族には 

 

➡「私の時間とエネルギーを使ってまで、これ以上片付けはしません」と、一線を引く勇気も必要です。 

 

 

「私がやればなんとかなる」 

「今までずっとそうしてきたし」 

 

 

そんな気持ちがあるかもしれないけれど、もしあなたがいなくなったら・・・たちまち困るのは家族ではないでしょうか。 

 

片付けは、誰か1人が背負うものではない。 

「暮らし」は共同責任。

 

 だからこそ、無責任を甘やかし続けないことも、愛情なんです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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下村志保美(しもむらしほみ)

PRECIOUS DAYS主宰

1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。

 

2014年より片づけのプロとして活動。

部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。

  

 

著書:

「お金が貯まる家」にはものが少ない [ 下村志保美 

片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)

ホームページ:PRECIOUS DAYS

 

 

 
 


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