3月最初の週末は石川県珠洲市に災害ボランティアに行ってきました。
もう
見るもの、聞く話・・・衝撃的なことが多かったです。
片付けのプロとしてぜひお伝えしておかなきゃいけないと思ったことは
地震直後、海に囲まれた珠洲市の方はまず「津波!」を心配し、車でに避難しようとしたそうですが・・・
地震の揺れで家の中がぐちゃぐちゃになり
車の鍵が見つからない!!
一刻を争うのでとにかく走って避難している途中で知り合いの車に乗せてもらって避難されたそうです。
そのお話をしてくださった方のご自宅がそもそも片付いていたのか、散らかっていたのかはわかりません。
地震で揺れがきた時、あちこちものが散乱するのは片付いていてもいなくても同じ。
ただ、片付いてモノが少なければ
散乱するモノ自体が少ない。
モノはモノを隠します。
ただ探し物が増える程度ならいいけれど、緊急時に大切なものが探せないのは命に関わること。
日頃の片付け、大切です。
さて珠洲市の様子。
さすがに災害直後ではないので、水道も電気も(私が行ったところは)問題ないし、道路も凸凹ガタガタでしたが、ちゃんと金沢市まで通じている。
だけど突き出したままのマンホール
マンホールってこんな形なんだ・・・
解体業者が足りなくて
そのままになっている倒壊した家
こちらは9月の洪水の時のまま
これを常に視界に入れなくてはいけない暮らし。
仮設住宅が町中至る所にあったけれど
そこで終わってはいけないですね。
私はここを復興させるための資金力も影響力もないけれど、
でも国民の皆が関心を持って見守っていくこと、
忘れてはいけない
人ごととは思っていけない
そう、強く感じました。
ボランティアでなくても、観光でもなんでもいいのでまずは能登に行ってみましょう!
食事をしてお酒を飲んで、お土産買って・・お金を落とすこともまた貢献だし、
そこで見聞きしたことを広げていくのも大きな貢献だと私は考えます。
災害ボランティアの話はまた別の記事で書きます。
ありがとうございます。重版決まりました!
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1000件以上のおうちの引き出しの中まで見てきた私が感じたお金が貯まる家と貯まらない家の違い、そしてすぐに実践できるお金が貯まる片付けをまとめました↓
下村志保美(しもむらしほみ)
PRECIOUS DAYS主宰
1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。
2014年より片づけのプロとして活動。
部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。
著書:片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)