使いやすい場所にモノの定位置を決め収納グッズも駆使して頑張っているのにどんどん散らかってしまいます。定位置の決め方が悪いのでしょうか?
ご質問をいただきました。
↑ご質問はこちらから
実際におうちを見ているわけではないので本当の原因はわかりませんが、
もちろんご質問者様のおっしゃる通り、使いやすい場所に定位置を決めたつもりだけど実は使いやすい収納じゃなかった・・・というケースもあります。
位置はいいのだけど、収納したい量にたいして収納が小さすぎるとギュウギュウパンパンで使いにくいのは当たり前だし、
引出しが開けにくいとか
その前に邪魔なものが置いてあって開けるのが面倒とか
こういう理由もあるけれど
もう一つは
「あったら便利な定位置多すぎ」
この可能性もあります。
例えばダイニングテーブル周りって
・文房具
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・薬
・眼鏡
・書類
・子どもの教材
・電池や充電器
・おやつ
・財布類
・IDカードや鍵
「ここにあると便利だから」と定位置を作ったとしても
「ここにあると便利」なものがどんどん増え続けてキリがなく、結局定位置を決めきれないものがあふれて散らかってしまうおうちをたくさん見てきました。
あったら便利なものに囲まれすぎて不便になっている典型的なケースです。
解決するためには
「それ、本当にそこが定位置なの?」って疑ってみましょ。
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下村志保美(しもむらしほみ)
PRECIOUS DAYS主宰
1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。
2014年より片づけのプロとして活動。
部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。
著書:片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)