「ブラタモリ」終了報道をきっかけに第一回から見直そうと…古いビデオデッキに火を入れてみました。
「タモリ倶楽部」終了時にも保存版を見直すために動かしてみたのに…昨夜は異音を発して電源が入らず…。
とうとうお釈迦か…と思っていたら…。
コンセントを刺したり抜いたりしている内にモーター音が復活。
第一回「早稲田編」を再見出来ました。
平成21年10月1日放送…まだ現職でしたねぇ。
パイロット版の「表参道・原宿編」は録画しておらず…残念。
何回か見ているはずなのに結構忘れておりました。
早稲田大学構内で学生と歓談した後に神田川沿いをブラリ。
今はうるさいくらいに解説する地元民は出演せず、話し相手の先生がお一人。
基本はタモリ師が仕切っております。
神田川は桜が満開…10月放送なので
秋でも桜が綺麗ですね…
今はベテランになった久保田アナのお茶目なコメントも。
神田川沿いの染屋さんへ行き真冬に神田川で染め物を晒している職人さんを見て人体の不思議を解明した医者の蘊蓄をタモリ師が楽しそうに語っておられました。
更には、神田川に掛かる橋の右側と数m先の左側の街灯が
豊島区と新宿区になっている不思議
を発見…近所のクリーニング屋さんへタモリ師が飛び込みでインタビュー。
曲がりくねった神田川を改修した際に飛び地になった事が判明。
ミクロの区境の話で盛り上がります…今の番組とはエライ違い。
現在放送中のCBCの「道との遭遇」を彷彿とさせました。
そしてタモリ師ご推奨の
「胸付坂」
を上りながら、良い坂の条件のお話を…更に
「坂」が好きなのでなく「高低差」が大好き
と、今も変わらぬ
「高低差好き」
を宣言しておられます。
放送時、私は既にタモリ師の「TOKYOU坂道美学入門」を愛読しており「胸付坂」は歩いておりましたよ。
すぐ脇の「椿山荘」に入り、ここで
縄文時代はそこまでが海
と今に繋がる悠久の地層の話へ。
地形の話や扱う内容は同じなのですが、範囲が極々狭い。
マクロではなくミクロの世界。
これこそ、ブラリと行ける
ブラタモリ
の真骨頂なのですけどね。
兎に角タモリ師が若い…そして行動も言動も能動的。
いや~、面白かった。
古いビデオデッキには初期の頃のが何本も入っておりますし、テレビのHDDにも入っておりますので…当分楽しめます。
4月には是非お江戸の坂巡りに行きたいなぁ…と切に願う次第です。
神田川の桜…また行きたいですなぁ…