鑑賞歴50年オトコの「落語のすゝめ」

1956年に落語に出逢い、鑑賞歴50余年。聴けばきくほど奥深く、雑学豊かに、ネタ広がる。落語とともに歩んだ人生を振り返ると共に、子や孫達、若い世代、そして落語初心者と仰る方々に是非とも落語の魅力を伝えたいと願っている。


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落語協会もテレビCMを流して人気挽回を図ろうという企画が持ち上がりましてね、浅野温子さんにお願いしようということになったんです。でもね、よく調べたら彼女の出演料は高いんですね。その為にはこの浅草演芸ホールを売らなければならなくなるんで、結局、企画はボツになりました。

 

明治、大正期に若い人はよく廓に通ったもんです、社会勉強の為にね。浅草から吉原遊廓に掛けて大きな田圃(たんぼ)がありましてね、“惚れて通えば千里も一里、長い田圃もひとまたぎ”なんて粋な文句がありましたな、学校じゃあんまり教えないけれど。

 

最近は女の子の名前で、「子」の字の付くのが少なくなりましたね。先日も近所の女の子に名前を訊いたら、エミ、トミ、ミカ、リカ、シャカイ、コクゴ、いえ、そんな名前はありませんがね。

 

“江戸っ子は 皐月の鯉の吹き流し 口先ばかりで腸(はらわた)はなし”と言いますね。ですから江戸っ子は塩辛にはなれなかったようです。

 

「先生、診てくれますか?」「はいはい、どうしました?熱はありますか?」「いえ、あっしじゃねえんです。うちの竹に花が咲きましてね。竹は花が咲くと枯れると聞いたもんで診てもらいたいんですが」「それなら植木屋へ行きなさい、わしは医者だ」「ああ、そうですか、なんでも先生は藪医者だと聞いたもんですから」。

 

(嵯峨野竹林・京都 2013年)

 

お昼、正午の時報と共に柳の下に幽霊が出ている。「うらめしや」「おーい、幽霊は夜中に出るもんだよ。なんで昼間に出てるんだ」「へーえ、夜中は怖いもんですから」。

 

ある格式の高いお茶席でのこと。亭主が茶を()てている時、茶室の天井裏を鼠が走って埃が落ちてきたので袱紗(ふくさ)でそっと茶碗を覆って様子を観ている。しかし、鼠はますます大胆に走り回るようになり、たまらず亭主が「ニャーオ」。

 

知り合いから酒を一升貰った男、「今日は寒いから鍋にして熱燗で一杯やろう」と準備をする。ちょうど人肌の燗がついて飲もうとした途端に夢から醒めた。「しまった! (ひや)で飲んでおけばよかった」。

 

たまにしか廓へ行かないと、「ちょっと、久しぶりね。どんな風の吹き回しで来たの?」とまるで鉋屑(かんなくず)みたいな扱いをされます。ああいう所は日本銀行発行の絵葉書を持って度々行かなきゃあもてないもんです。

 


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