落語であなたの人生をナビゲート!HPS〇ら落語コンシェルジュ®相山・美奈:子:です。

 

 

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談志追善特別公演・談志まつり2022は3年ぶりの有楽町よみうりホールでの昼夜開催。

 

 

夢空間様よりお借りしました

 

会場に入るなり大きな家元の写真とマイク、まるで家元が高座に上がっているよう。そうして1981年鈴本演芸場での「らくだ」が流れる。3年ぶりに大ホールで聴く家元の声に涙が出る。いつも聴いているのに。高座に駆け寄りたくなる気持ちを抑え、客席からじっと見つめる。いろんな想い出や感情が蘇ってくる。家元の笑顔に想いが溢れ出して止まらない。今日はお弟子さんオールスター勢揃いなのに私は落語がちゃんと聴けるだろうか。不安がよぎるままスタート。

 

 

★談志    開演前家元音源・らくだ   

1981年鈴本演芸場で45歳のらくだ。若くって威勢がよくっていいのなんの。しかもフルバージョン!3年ぶりに大ホールで家元の声を聴き、ただただ涙。

 

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談吉    ジョークあれこれ                

家元の小噺と普通の小噺は何かが違う。家元のは後からふわっとやってくるのが気持ちがいい。そう、後からじわじわくるというか、一瞬考えちゃうけどあとからふわーっと気持ちがいい。家元の小噺を談吉さんで聴ける幸せ。

 

談修   六尺棒   

談修師匠は、ご本人も芸も品が良くって大好き。楷書って気がします。気楽な若旦那が最高!

 

談慶    真田小僧               

先程のお二人は10分くらいのでしたが、この辺りから少しずつ持ち時間が長くなっている気がした。オーバーしたのかはわかりません。でもおかげで堪能はできました。金坊のおとっつあんへの煽り方が半端じゃないのがおもしろい。

 

志遊    談志ングオールナイト~奴さん~   

家元の「黄金餅」を聴いて弟子入りした前座時代のエピソード。当時談志師匠はご自分の独演会なのに遅れることがありました。家元が来るまで前座は高座に上がり続けなくてはなりません。誰かに代わってもらうと「繋げない奴」と怒られてしまうからです。落語に踊りを数回してやっと家元登場。想い出話の最後は「奴さん」を踊ってくださいました。ダライラマやローマ法王に待たされても文句は言えないし、彼らは癒しを与えるが、家元は迷いと混乱を与える。

 

ぜん馬      死神      

ここ12年で14回のガン治療をされたぜん馬師匠。なんと死神を!失礼だが聴けるとは思っていなかった。鬼気迫る迫力に驚く。「死神の中でも俺は愛嬌のいい方」とにっこり笑うのが家元に重なる。ラストに死神に命のろうそくを見せられるシーンで、「蝋がかかっている蝋燭は患っている奴」が納得がいく。ここは初めて聞く。スピーディなテンポとリズムに凄みがついて素晴らしかった。嬉しや完全復帰!でも高座から降りたお体の心配をしてしまう。

 

生志    狸の賽   

1対1の稽古で、同じ噺を3回も自分一人にしてくれた想い出から狸の賽へ。今も生きていてくれたらもっといろんな相談もできたのにと。それよーくわかります。

 

志の輔     バールのようなもの            

めくりが「立川志の輔」と変わるだけで拍手が起こる。本当の実力のあるスターさん。本腰の入った「バールのようなもの」は日常の何気ない会話から、無意識に持っている疑問や不安を上手に導き出す。

 

龍志    素人義太夫            

喉が治ったようでほっとする。古典芸能→三味線→女義太夫→素人義太夫へ。時折でる「あっそう」の言葉か軽くって実感もこもっていて好き。この噺はいつ聴いてもおかしい。最初に居た番頭さんが旦那の義太夫で居なくなるところまでで今日はお終い。またフルで聴きたいです。

 

談四楼      粗忽長屋                

トリなのに残り時間5分と言われ、さりとて小噺で降りる訳にも時間を押して夜の部に迷惑をかける訳にもいかず、本当は「らくだ」を演るつもりが会場で家元の「らくだ」を流されたのでと20分ほどの「粗忽長屋」。八五郎の主観があまりにも強すぎるために、熊五郎や周囲が巻き込まれていく。八五郎の日常って大変だろうなぁ、疲れるだろうなぁ。周囲は毎日もっと大変かな、慣れちゃうのかなと余計なことを思う。

 

 

家元のCD「家元の軌跡・談志41~45歳」と談四楼師匠の「文字助のはなし」を求める。サインもいただき嬉しい。

 

 

 

 

 

 

3年ぶりの談志まつり、感無量でした。来年も来るんだ♪

やはり落語は家元に立川流だぁ!!

 

家元のサブスクもできました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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