人の可能性を信じる。
それはとても勇気がいることなんだ。
批判したり、軽んじたり、切り捨てたりするのは簡単。
「あいつはダメだ」とレッテルを貼るのは一瞬だ。
でもね。
(あいつはダメなやつだ)
そう思えば思うほど、相手はダメなやつになっていく。
ダメなやつとして接するから、どんどんダメになってくんだよな。
(あいつは嫌なやつだ)
そう思うだけそうなっていく。
人の思いには力がある。
そこに気がつかなければ。
信じてあげることの大切さ。
今は足りないところがあってもいつかは出来る、変われる。
(こんなことが出来る、あんな良いところがある)
良いところを見てあげる。
そう思ってあげる、信じてあげる。
そのように接していると、少しずつ変わっていくからね。
人を変えようと思うなら、愛と敬意を持って接すること。
北風と太陽のように。
「ああしなさい、こうなりなさい」と無理やり押しつければ反発されるだけ。
それにね。
この世の中はやったことは必ず返ってくる世界。
良いことも悪いことも関係ない。
思ったことすらね。
人に対して思ったことは、思われる。
人を見下したら、人から見下される。
嫌ったら嫌われる。
それは人の心に泥を塗るようなもの。
心の中で思っただけであろうと関係ない。
人の心を汚せば、自分の心も汚される。
だからこそ、愛と敬意を持って信じることがとても大切なんだ。
すると、不思議に人から信じてもらえるからね。
愛してもらいたければ愛する。
尊敬してもらいたければ尊敬する。
まず自分から出していかなければ。
出しただけが自分のものなんだ。
欲しいと思うことを自分から出していくこと。
それが一番大切なんだね。