殺人が身近にある話③ | 楽園綺譚

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ホノルル在住のライターです。執筆記事やハワイの日常などをUPしています。何かありましたら hanacoshou@gmail.com にご連絡ください。

夫の実家の近所その3。毎日飼い犬を遊ばせに行く公園


前回までのエピソード :   


アメリカでは「よくある身近な話」として殺人のエピソードが語られることがある。今回は、私の夫が経験した殺人に関するエピソードの1つをご紹介したいと思う。


20年ほど前、夫が高校の同級生A君の家に招かれた時のこと。高校を卒業したばかりで、同級生十数人が集まって卒業パーティのようなことをやったのだが、その家に入るとすぐに鼻をつくような変な臭いがしたという。夫がA君に「この臭い、何?」と聞いたところ「2階に豚1頭分の肉が置いてあるんだ。一応保冷材でくるんであるんだけど、やっぱり臭う?」と答えた。夫は「そうなんだ〜」と普通に納得。すぐに鼻も慣れて気にならなくなり、食べたり酔ったりしながら変な臭いの中で友人たちと楽しい時間を過ごした。


もうお分かりだと思うが、その臭いは豚肉ではなく死体の臭いだった。パーティの数日前、A君が母親の寝込みを襲って殺害し、遺体をそのままベッドの上に放置していたという。重度のアルコール中毒だったA君の母親は、幼い頃からA君に暴力をふるっていた。父親はいなかったので、生活保護とA君のアルバイトで生計を立てていたらしい。そうこうしているうちに高校生になって身体も大きくなったところで、長年にわたる母親の仕打ちにキレて刃物で首を刺して殺してしまった。その後A君は更生施設に入ったが、今はそこを出て、結婚し、就職もして普通に生活しているという。

アメリカでは「よくある身近な話」として殺人のエピソードが語られることがある。今回は、私の夫が経験した殺人に関するエピソードの1つをご紹介したいと思う。


20年ほど前、夫が高校の同級生A君の家に招かれた時のこと。高校を卒業したばかりで、同級生十数人が集まって卒業パーティのようなことをやったのだが、その家に入るとすぐに鼻を通って目をつくような変な臭いがしたという。


夫がA君に「この臭い、何?」と聞いたところ「2階に豚1頭分の肉が置いてあるんだ。一応保冷材でくるんであるんだけど、やっぱり臭う?」と答えた。夫は「そうなんだ〜」と普通に納得。すぐに鼻も慣れて気にならなくなり、食べたり酔ったりしながら変な臭いの中で友人たちと楽しい時間を過ごした。


もうお分かりだと思うが、その臭いは豚肉ではなく死体の臭いだった。パーティの数日前、A君が母親の寝込みを襲って殺害し、遺体をそのままベッドの上に放置していたという。重度のアルコール中毒だったA君の母親は、幼い頃からA君に暴力をふるっていた。父親はいなかったので、生活保護とA君のアルバイトで生計を立てていたらしい。そうこうしているうちに高校生になって身体も大きくなったところで、長年にわたる母親の仕打ちにキレて刃物で首を刺して殺してしまった。


その後A君は更生施設に入ったが、今は社会復帰して、結婚や就職もして普通に生活しているという。



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