殺人が身近にある話② | 楽園綺譚

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実家の近所の様子その2。秋になるとその辺の木の上でリスがドングリ食べてたりする。静かなので「・・カリッ・・カリッ・・」という音まで聞こえることも。


前話 殺人が身近にある話①


一応断っておくと、夫の母は常識的な一般市民で、アメリカ人のいい人にありがちな人情深さがある。また、夫の実家は平和なエリアの住宅街にあり、夏の夜は窓を半開きにして寝たりする。


そんなわけで私は、平均的なアメリカ人がアメリカの大都市の郊外によくあるタイプの家で交わした会話の中に、近所の人の殺人事件の話が入っていたことに大変なカルチャーショックを受けたのだった。

 

FBIのホームページに記載されている “2017 Crime in the United States”によると、2017年に全米で起こった殺人事件の被害者数は15,129人に上る。この被害者数を365日で割ると1日に約41人が殺されている計算になるが、あくまでもFBIが把握している分の人数なので実際の被害者数はさらに多い可能性が高い。


国連の犯罪調査統計(Crime Trends and Operations of Criminal Justice Systems)では、アメリカの人口10万人あたりで起こる殺人件数は5.32件。それでも世界の殺人発生率ランキングでは174カ国中65位と平均よりも良い順位なのに驚かされる。ちなみに殺人発生率ワースト1位は10万人あたり61.71件のエルサルバドル。日本は168位で、10万人あたり0.24件という抜群の低さ誇る。169位はシンガポールで0.19件、170174位は0件で、170位はバチカンだ。


そう、我らが日本は限りなく聖地に近いレベルで殺人が少ない国なのである。