ブライダル司会者を続けてきましたが、潰瘍性大腸炎の悪化により、引退を決意した時がありました。
いつ大腸が破裂してもおかしくない状況になり、緊急入院
その週の週末の披露宴司会から、キャンセルするしかありませんでした。
点滴棒を持ちながらヘロヘロの足取りで談話室へ行き、取引先へお詫びの電話をしたものです。
その経験があまりに辛かったこと
(実際に二年ほど引退していました)
ブライダル司会者として、あるまじきことをしてしまった。
その時の私は、心に大きな傷を負いました。
それからしばらくは、仕事の資料を見ることができなくなりました。
テレビでブライダル関係のシーンが出ると、チャンネルを変えていました。
披露宴でよく流れていた曲が聞こえてくると、テレビを消していました。
退院して外出できるようになってからも、本屋さんでブライダル関係の雑誌などを見つけると、近くを通らないようにしていました。
とにかく、すべてシャットアウトしていたんです。
見たくない
聞きたくない
触れたくない
そんな時はね、
見なければいい
聞かなければいい
触れなければいい
のです
そりゃそうだろうって?
はい、シンプルに。
無理に向き合おうとしても、ダメな時はダメ。
だいたい真面目な方は、逃げてはいけない、立ち向かわなければ!、こんな私ではいけないんだ~と思いがち。
でもね、人間そんなに強くないですから
いいんです、しばらく逃げてたら。
立ち向かうなんて考えず、眺めていてもいい。
こんな私もいたんだ…と、弱々しい自分を発見するのも大事。
見ない、聞かない、触れない
そんな生活も、一生は続きませんから(笑)
必要なタイミングに目に入り、耳に入り、そっと触れられる時が来ます。
好きなことであれば、やはり心が喜ぶのを感じます
自分に必要なことでないならば、過度に避けなくても自然に流すことができるようになります
時の流れ
を信じてください。
必ず、心のわだかまりも流れていく時が来ます。
静かに、時を待つのみです
お仕事や日頃の活動については、こちらのブログをご覧ください→★★★
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