ひとりっコギ ふたりっコギ
兄 らっくん と 妹 えむちん。 その関係は かなり良好。
笑がうちに来た日から今まで。
ケンカらしいケンカを見たことがありません。
楽+笑=仲むつまじい兄妹という図式?
でもでも・・・ 見てしまったのです。
笑の不在中、のびのびと過ごす楽の姿を!
あれは一ヶ月ちょっと前のこと。
笑は一泊手術のため 朝から病院へ。
夕方 楽とふたり車で帰宅するのは久しぶり。
鼻歌でも聞こえてきそうです。
そしてすぐに着席。おとなしく座っています。
小さい頃は あっちウロウロこっちウロウロだったのに 大人になったね らっくん。
アクビにも余裕が感じられます。
ストレスの生アクビとは違います。
周りがどんなに兄妹だと言い張っても。
楽にとって笑は 突然現れた見知らぬチビコギ。
それを優しく受け止めるには ガマンも必要だったでしょうか?
先住犬優先を心がけて まずは楽に話しかけたり撫でたりするのですが
笑は割り込んでくるのが とっても上手。
そうなると楽が自主的に引っ込むことも多かったし。
楽がまだ食べている途中の食器に笑が鼻先を突っ込んでも
楽は ガゥることなく 一旦停止。
三度のメシよりメシが好きなコギですから
心の中では ムッとしていたかもしれません。
笑は うちに来たときから ふたりっ子。 それが当たり前だけど
楽は ひとりっ子の自分も知っています。
ひさしぶりに 飼い主ふたりが 自分だけを見て自分だけに話しかける。
なんだかいいかも この感じ! と思っても不思議はありません。
のんびりと晩ゴハンを食べ
遊ぼ!と ボールをくわえて持ってくるいつもとは違う姿。
ひとりっ子とふたりっ子 どっちがいい?と尋ねたら
笑は 「もちろん ふたりでしょ!」と言ってくれそうだけど
楽はどう答えるのか・・・ちょっとドキドキしました。
ところが。
時間が経つほどに 暇をもてあまし始める楽。
何度も何度も 玄関へ様子を見に行ったり。
ちょっと遊びに行ってるだけだと思ってた笑が いつまでも帰ってこないので
あれれ?と思い始めたのかもしれません。
飼い主の眼には ふたりっ子のほうが 楽はイキイキと写ります。
笑のおかげで俊敏になったし 足腰もガッチリと強くなりました。
もともと楽が使ってたピンクのボール。
笑がすごく気に入ったので 今ではえむちん専用ボールになっていますが
ほんとは楽もこれが好きみたいです。
バックからこぼれたのを気持ちよさそうに扱ってるのを発見。
気の毒なので 同じものを先週発注しました。
(2個に増えた途端 見向きもしなくなる可能性も大)
よく聞かれるのです。
一頭だけのときと 二頭になってから、犬にとってどっちがいい?って。
○か×か。 楽と笑の本音は・・・?
狭い空間。 ヘソ天で爆睡の兄と 大アクビして眠りこける妹の姿に
ストレスは見当たりませんし
寝ころんだまま 毎晩 グフーアブーとじゃれてる姿は たのしそう。
じっと我慢の子だった楽も
なぜかここ一ヶ月で上手に主張するようになってきました。
想像でしかないけれど・・・
「ふたりっコギ、なかなかいいよね」と言ってくれそうな気がします。
こんなドライブも いいけどね。
笑とのドライブも そのうちこっそり試してみようかな。
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