前後2列のオーロラを捉えた
2024年も2月に入りましたね。日本の皆様におかれましては、都心で積雪する等、足元も運転も注意が必要だと思われますが、如何お過ごしでしょうか。
こちら南緯45度においては真夏をエンジョイしながら働いておりまして、しかし、ここ2か月近くは大きなオーロラが出現しておらず、車中で寝るという地獄から開放されています。
まあ「嵐の前の静けさ」だと割り切っており、いつでも「来なはれ」と覚悟を決めておりますが。
ああちなみにここクィーンズタウンも、年に1日か2日間だけ地面に積雪する事がありますが、日本の様に雪の上で転ぶ事も無ければ、タイヤチェーンを誰もが積んでいるので、ノーマルタイヤで運転を続け、緩い登坂でスタックして国道を閉鎖させるようなツワモノは皆無です。
ちなみにここでは有効なスタッドレスタイヤを履いている車両は皆無です。年に2日間の積雪でスタッドレスタイヤなんて履く意味がありませんから。でも積雪が分かっているのにタイヤーチェーンを積んでないなんて、どう考えてもインバウンド客がレンタカーを運転しているんでしょうね。
でもこの街のレンタカーは無条件でタイヤチェーンを積んでまっせ。スタックの原因はレンタカー会社がタイヤチェーンをオプション扱いしているからでしょ?
写真は昨年2023年12月1日の夜、北海道でも赤いオーロラが出現した「でっかい」オーロラの未発表写真ですが、南緯45度のクィーンズタウンは地磁気南極点に近い事から、頭を飛び越えて背面の北の空まで赤いオーロラが覆うという大出現になりました。
写真をよく見ると、奥の山の上にも、手前のオーロラと同様の「下に緑色、上に赤いオーロラ」が写っている事が判ります。そうオーロラが前後離れて二重に出現している訳です。
遠くのオーロラは、恐らくはNZと南極大陸の間にある南氷洋上空に出ている「いつものオーロラ」である事が写真からも分かります。
しかし、この日はより低緯度にも火柱がそびえ立った訳でして、もっと広角なレンズが欲しいと感じた瞬間でした。一応「円周魚眼レンズ」を1本だけ持っていますが、地面が平らに写る超広角レンズが欲しい訳です。
現在「カメラのキタムラ」さんの、成田空港店さんと、なんばCITY店さんの両店に強力をお願いし、このレンズの日本発表日情報と、下取りにどのカメラ・レンズを出そうかと吟味しております。
既に合衆国、ベトナム、マレーシアでは欲しいレンズである Laowa 10mm F2.8 FF Zero-D の事前予約が始まっているのに、日本では発表さえもありません。早い話、日本だけ「何か」が作用し、未だに販売の目途さえも立っていない模様です。
若しかしてサパライヤーにとって日本は商売しにくい国なのかもしれませんね。何か身に覚えはございませんか?(笑)