昼寝から目覚め、夕食の準備にもちょっとだけ時間があるから、ブログを書こう。
この本は、きっと重松ファンには色々な意味で堪らない本なんじゃないかな~。
私は、重松清の本を読むようになって、まだ浅いけれど、
すべての本を読んでいない私でも、あっ、この子はあの本の子だぁ、と楽しめる。
「きみはいい子」を読んだ後だったから、いじめの話題は、
ん~重いかな?別の本を読んでからにしようか・・・と思ったのだけど、
作者の気持ちが凄い勢いで伝わってきたから、途中で止められなかった。
勿論、今までもいじめを題材にした本は多々あって、
重松清の経歴を詳しく知らないから、読む度に、
これは実体験?それとも子供がいじめに遭った事があるの?
それとも元教師?と思いながら読んでいた私だけど・・・
でも、この本を読んで納得。
いじめが原因で子供に自殺されてしてしまった友人。
その友人も心を蝕まれて、亡くなってしまう。
この本はその友人の為に書いた小説との事。
それが分かった瞬間、とっても胸が熱く、堪らない気持ちになりました。
作家ってやっぱり凄いな。と言うか、この表現方法を取った重松清って凄い!!
<ストーリーメモ>
現実の世界で気持ちが一杯一杯のタケシ、リュウ、ジュンの3人。
小説の世界で救って欲しいと依頼を受けた作家。
過去の作品の登場人物が出てくる所が、重い内容を救ってるかな?
結末は悲しかったけれど、重松清の思いが沢山詰まった本でした。
これは、映画化の新聞広告をきっかけに借りた本。
内容は面白いと思う。
推理小説は2時間ドラマで楽しめばいいかも。
と思っている私。ミステリーも苦手みたい。
と言うか、この本の殺害シーンが私には読んでいてキツかったかな。
頑張って2時間ぐらいは読んだんだけど、ごめんなさい。
返却日延長できれば読みたいけれど、
次の予約者が居るようなので、途中挫折で返却します。
映画では女優さんがどんな演技をするのか見てみたいし、
結末も知りたい。でも、文章では読めないや。
<ストーリーメモ>
多重人格者だったルームメイトの足跡をたどっていく。
次は、「東京バンドワゴン」を再び、楽しもう。