夜間中学 | 高校の先生〜【不登校・引きこもり】を考える。

高校の先生〜【不登校・引きこもり】を考える。

国立大卒、元国家公務員。

順調な人生でした。

しかし徐々にその人生が狂いはじめました。

そしてそんなやつがなぜか通信制高校で働くようになった話。
※2019年4月 定時制高校に転職。


現在【不登校・引きこもり】に関わる方の相談業務お受けしています。

こんにちは。

 

今日朝は台風でしたね。

 

 

 

 

 

先日たまたまやっていた番組をNHKで見ました。

 

題材はタイトルにもあるように、「夜間中学」。

 

 

 

 

 

私が現在勤務している「定時制」ともまた違います。

 

時間帯が同じ「夜間」であることは一緒ですが。

 

「夜間中学」は昔、家庭の事情などで義務教育を終えられなかった

 

つまり中学校を卒業できなかった方のために作られたものです。

 

 

 

 

 

うちの高校の前にも「夜間中学」と書かれた看板があります。(よく見ないと分からないくらいサビサビです)

 

おそらく昔のものでしょう。

 

今はもう閉校になっています。

 

 

 

 

 

時代の変化とともに「夜間中学」もその意味合いが変わってきました。

 

今の時代に義務教育を終えれていない子どもはあまりいません。

 

出席日数が足りなくても、卒業はできてしまいますからね。

 

高校に関しては不登校の子や集団に馴染めない子には「通信制」など選択肢が整備されています。

 

昔のように「経済的理由」で通えないという子どもがいないというのはそういう意味です。

 

 

 

 

 

そのかわり「夜間中学」には違った役割が出てきたみたいです。

 

現在「夜間中学」に通っている生徒の約7割は外国籍の方だそうです。

 

つまり日本に出稼ぎできている親についてきている、または自分が稼ぐために来ている生徒たち。

 

 

 

 

 

番組にある少女が出ていました。

 

彼女は貧しい東南アジアの国で育ち、そこでは本当にその日暮らしのような暮らし。

 

売れる物を売って、少しでも稼いで…

 

もちろん蓄えもありません。

 

 

 

 

 

父が出稼ぎに日本に来ているようで、彼女も来日を決めたようです。

 

昼は食品工場で働きながら

 

夜に「夜間中学」に通う。

 

母国の家族のために仕送りをしつつ、自分の夢も模索しているようでした。

 

 

 

 

 

そんな彼女が悩んでいるのが「言葉の壁」。

 

日本語は外国の方にとっては難しいでしょう。

 

「仕事で指示されたことが分からず、困っている」

 

そう言っていました。

 

 

 

 

 

「夜間中学」で新しい教科書が配られました。

 

彼女の目の輝きは本当に美しかったです。

 

「これで勉強できる!」

 

その目はきっと誰の心をもうつほど美しいものでした。

 

 

 

 

 

懸命に漢字を書き込む彼女。

 

 

 

 

 

これが本当の学びであると。

 

私はそう感じました。

 

学習内容の高度さは関係ないと思います。

 

「貧しさ」が彼女の心を美しくしたのです。

 

 

 

 

 

反面豊かさを手に入れた日本は

 

学びの意味を見失ったり

 

いじめや不登校などの問題が起こっているのです。

 

皮肉なものですね。

 

 

 

 

 

肯定的に捉えるならば

 

「日本」は出稼ぎに外国の方がくるほど経済的魅力のある国。

 

そのことは誇っても良いと思います。

 

でも大切なものを見失ってはいけない。

 

 

 

 

 

「学び」の意味とは、何であるかということ。

 

 

 

 

 

不登校の子どもも、「学ぶ」意義を見出せるような社会になって欲しいですね。

 

 

 

 

 

子どもが「学ぶ」姿は美しい。

 

大人の我々には、もう放てない光なのかもしれません。

 

 

 

 

 

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