人生に傾聴を!

こんにちは、遠藤さおりです。


傾聴の世界にいると

面白いことがあります。


それは

傾聴練習の時に話し手として

いまの自分の気になっていることを

何度も話するようになること。


どういうことか

といいますと

傾聴の練習会ではロールプレイといって

話し手と聴き手という役割をもって

傾聴の練習します。


聴き手になったら

もちろん傾聴するわけですが

そのためには

悩みを話す人が必要です。


なので

聴き手になって傾聴を練習するけれど

役割を交代して

話し手になって自分の悩みを話す役割もある

ということです。


練習会にたくさん参加すればするほど

話し手を何度もやるわけですから

話しのネタがなくなっていくんですよね。


同じくメンバーだけでなく

メンバーが違っていたとしても

話し手として話すわけですから

同じ話になることもあるわけです。


自分のちょっとした悩みといいますか

気がかりなことなどを

何度も話をする機会って

なかなかないことですよね。


けれど

傾聴を練習をたくさんすると

同じ話を何度もすることになります。


これって

面白い体験なんですよね。


同じを話をしたとしても

聴き手の人が違っていたり

自分のコンディションだったり

また

何度も話しているうちに

傾聴されているわけですから

自分で気づいたり

自分で解決したり

気持ちが軽くなっていく

ということがよくあるんですよね。


1回目は

ただ話しをして

気持ちを吐き出すだけだったのが

2回目、3回目と回を追うごとに

自分の気持ちが整理されていくのです。


「こんなこと話していいのかな?」


同じ話だけど、同じじゃない。


練習の場で話し手の役割はとても大事です。


聴き手の練習と同時に

話し手の体験もたくさん積んでくださいね!


そんな感じで、また。