人生に傾聴を!

こんにちは、遠藤さおりです。


最初にお知らせです!


来年1月から開講する

『身近な人との会話がラクになる傾聴講座』の募集を12/1から開始いたします。


ブログの明日12/1(月)の夜9時の更新を、ぜひご覧くださいね!


傾聴は

自分の言いたいことを我慢して「聴く」

と思われがちですが

そんなことはありません。


そして

傾聴している人を外側からみていると

傾聴する人もかなり「話」をしています。


ただし傾聴している人がしている「話」は

言いたいことを話しているわけではなくて

共感の思いを伝えたり

相手の気持ちの整理になるよう伝え返しをしたり

相手の気持ちを理解しようとする質問を投げかけたり

質問して返ってきたこたえを受けとめる言葉だったり

というような「話」をしている

ということなんですね。


相手に何か言ってあげたい

言いたい!

と思っているときは

相手の話が聞けていないことが多いのです。


なぜなら

自分の言いたくなっている感情に巻き込まれているから。


自分の感情に巻き込まれてしまったら

なかなかは相手の話は聞けなくなってしまうんです。


なので

ここは「傾聴スイッチ」の出番です。


もし

言いたいことが我慢になっているなら

「共感」で聴こうとしているだろうか(同感だけで聞いていると、言いたくなっちゃいます)

と自分に問いかけてみるのもいいですね。



とはいえ

やはり言いたくなってしまうのであれば…


我慢ではなく、言いましょう。

えっ!言っていいの?

ええ、言いましょう。


ただ

この「言う」にも、丁寧な段階が大切です。


言いたくなっている自分に気づく。

 ↓

何を言いたいかを自分の中で明確にする

 ↓

それは、そのまま正直に伝えて自分は納得出来るだろうか、と自分に問いかける

 ↓

この言い方で自分の伝えたいことが相手にも通るだろうか、と考える

 ↓

もう一度、自分にも相手にも誠実な関わりだろうか、と自分に聴く

 ↓

自分にOKがでたら、その言葉を相手に言う


わぁ!

めっちゃ、大変です!!(笑)


文章にすると、とても大変そうなのですが

ほんとはこれぐらいの丁寧さが大切なんですね。


全て飛ばして

瞬時に言いたいことを言ってしまうと

相手に自分の言いたいことや分かって欲しい思いが伝わらずに

こじれたり、ケンカになることって多いのです。


こんなコミュニケーションの仕方を

私たちは習ってきてないんですよね。


習っていなければ、出来なくて当然です。


なので

話しをきいていて言いたくなったら

我慢ではなく


①傾聴スイッチを入れて「共感」できいてみる


②言いたくなっている自分に気付き、自分にも相手にも誠実な言葉で伝える


良かったらやってみて下さいね!



①②については

『身近な人との会話がラクになる傾聴講座』でもっと詳しくお伝えします。