瞑想は身近なところから始める
ここ数年、瞑想がブームになっています。
瞑想というと、修行のようなイメージがあるので、「マインドフルネス」という言葉でにわかに広がっています。
経営者も実践したり、企業研修でも行われたりします。
瞑想は、無心になることで脳の疲労を和らげるという作用が言われており、
どんな人にでも効果が期待できます。
ですので、機会があれば、積極的にチャレンジしてみるとよいです。
ただし、瞑想やマインドフルネスというと、どうしてもハードルが高そうです。
数十分目を瞑(つむ)って過ごすというのは、現代人、中々出来ないことかも知れません。
そこで、気軽に取り組めるように、10分、いや1分の瞑想・マインドフルネスを最初はオススメします。
よく言われるやり方に、呼吸に意識を向けて瞑想するという風なやり方がありますが、
それでも、もちろんいいのですが、そこまで、かしこまらなくても大丈夫です。
日常生活で感じる感覚を瞑想として捉えることで、同様の効果が得られます。
YouTubeで人気のあるコンテンツとして、ASMRがあります。
ASMRは、聴覚を通してゾワゾワする現象もしくはそれを目的とした立体的な(リアルな)音声で、
そしゃく音や焚き火が燃える音、耳かきなど、日常の音にフォーカスしています。
これに瞑想を加えることで、リラックス効果が得られたりします。
また、音だけでなく、タオルケットなどの肌触りのいいものを触る、食べる・飲む、
という動作も立派なカジュアル瞑想になります。
目を瞑らなくてもこの五感で注意深く感じるということが、
瞑想やマインドフルネスと同じ効果をもたらします。
基本的に自分の好きなものに注意を向けるということでOKです。
良い・悪いという判断も必要ありません。
これだと1分はあっという間に過ぎてしまいますし、10分も苦ではなくなってきます。
まだまだ続く残暑ですが、
気軽な瞑想・マインドフルネスを毎日実践して、健やかなメンタルを維持していきたいものですね。