何度かお知らせしてきましたが、弟のラーメン屋「麺屋ブルーズ」がいよいよ4月21日にオープンするそうだ。
今回のラーメン屋事業展開にあたって俺は兄として特になにかを手伝ったりするわけでもなく遠くから見守っているような感じなんだけど、もうすぐオープンとなるとなぜかソワソワしてくるものもある。
ラーメン屋…果たしてうまくいくのだろうかと。
弟はご存知の通りrainmanや雨々のブルースハープ奏者としての側面もあるので、長年人前に出ていた分、脱サラしてラーメン屋はじめますっておじさんよりは多少は話題性があるとは思う。
それに弟は俺と違って、東京に住みだしても変わらず地元の友達と交流を続けてきたので(俺は敢えて交流を絶った感がある(笑))、仲間も多い。
地元に戻りラーメン屋を開く弟のために、みんなで盛り上げてやろう!っていう回りの雰囲気がfacebook上等でも強く感じる。弟もとても心強いかと思う。
しかし話題性や仲間が多い分、そこに兄としての心配もある。
ラーメン屋を盛り上げるって具体的にどうするのか。
盛り上げ方を間違えて、いちげんさんのお客様が入りづらくならないかと。
俺もラーメン屋によく一人で行くけど、他のお客が店の人と身内ネタで盛り上がってたら、ラーメンの味がいくらドンピシャでも二度と行かない(笑)
俺にとって、ラーメン屋とは「注文」と「会計」以外、余計な会話はいらないものだ。
目の前のラーメンと、舌と喉越しを使って無言で会話する。これが一番至福の時間なわけで…。
ブルースハープ奏者としてステージの主役を勤めた弟も、今回は店の店主。仕込みが全ての裏方です。
ラーメン屋の主役はあくまでもラーメン。
だから、弟に会いに行くのではなく、是非「ラーメン」に会いに行ってあげてほしい。
オープンの喧騒が去った後、長く厳しい戦いの路が待っています。
そのとき、ラーメンに対するファンがどれだけ残り、人が人を呼ぶか。
今年の正月、1日5杯くらい弟の試作ラーメンを食べたのでよく知ってますが、味は間違いないです。身内だからこそ厳しい舌で食しましたが、なかなかこの味を出せるラーメン屋はないと感じました。
是非、「普通の顔」して、ラーメンを食べに行ってやってください。
そして、それぞれの好みもあると思いますので、率直な意見を弟にぶつけてやってほしいと思います。
もちろん酒のツマミになるようなメニューも多いそうなので、〆のラーメンと一緒に楽しんでください。
とも、がんばれよー
兄貴の独り言でした。
