モラ男
それまで私の方を見て 笑いながら話していたが、
お前がその日本人女と付き合ってやれ!
と、
ススメられ
表情が変わった。
頬がビクッと引きつったのを
私は見逃さなかった。
視線を床に落とし
あまねちゃ~ん
またまた、そういうこと言って
と。
いや、 既に別居同居を数回繰り返し、
何度も更生のチャンスを与えてきたけど?
この段階におよんで君のゴールはナニ?
って言わなかったけど。
あの頃、
私たちは
通い婚のような
生活を続けていました。
つづく