子供の頃 ケーキ屋さんに行くと、 母は いつも モンブラン。
私は いつも プリン・アラ・モード。
「これが一番おいしいのよ～♪」 と言いながら
母は私に モンブランを勧めてくるのです。
でも 私は
「ケーキに 焼きそばがのってる」と 思っていました。
おいしいわけない。
あの焼きそば、
実は栗で できていたことを知ったのは いつだったっけ？？
或る日、知らなかった真実や現実を知る。
「カサンドラ症候群」 という言葉を知ってますか？
私が「追っかけ」をしている犬ころ子さんの記事です。
以下、※元は英文（私の住む国）のとある機関からの呼びかけと支援案内です。
CADD – Cassandra Affective Deprivation Disorder
カサンドラ症状とは、
アスペルガー症候群（成人）との密接な関係にある人、
（家族やパートナー）に発生します。
混乱、自己不信 （落ち度があるのは自分の方なのか？という錯覚）。
日常生活に起こる障害や経験を誰かに説明した時、
友人や家族からも疑われ、無視され 拒絶されるなどで現れる症状です。
そして時には 彼らを信じない専門家もいるくらいです。
・カサンドラ現象とともに生きるということ。
アスペルガーの成人と密接な関係にある人に時々発生する症状としての一例です。
その一つ、自分に起こる経験が、自身でも現実的に信じることができないほどであったり
または 第三者に完全に否定されることで起こる 強い孤独感。
・あるカサンドラ症状をもつ夫は次のように述べています。
私の妻は非常に知的で、彼女の専門とする分野では非常に有能です。
彼女は驚くべき記憶力を持ち、幅広い主題について詳細に会話することができ、
外向的で冒険的で、 変わり者で魅力的なユーモアのセンスを持っています。
有能な妻を誰もが認めますが、
しかし、彼女と一緒に暮らすことで伴う私の混乱を理解してもらうことは難しいのです。
私は自分の中で一人。 理解者を得て頼る場所がありません。
当然のことながら、自信と自尊心を失い、
アスペルガーの成人と一緒に暮らすことで犠牲者 になることがよくあります。
パートナーと満足のいく感情的なつながりを持つことができないため、
自分が何か間違っているのかと信じてしまいます。
私が妻からケアされ、愛され、理解されていると感じたいと思うことは非現実的であるが為、
悲しみ、抑うつと不安、不眠症、孤立、怒りの持続的な感情が生まれます。
残念ながら、これらは一時的なものではありません。
継続して現れる 辛い症状なのです。
しかしこれらの症状は、適切な共感者や相談者を迎えることで緩和される可能性もあります。
※カサンドラ現象に関するサポートについては、アスペルガー症候群に苦しむ成人の家族のWebサイトに
アクセスしてください。この問題について相談することもできます。 ・・・とありました
※全文そのまま写しました。私の意見や注釈は含まれていません。
悩みは ほぼ 同じようです。
そこで ざっと調べてみました。→ 結果 私の国には大小多くのサポート機関があり、
人口比を含めて鑑みると、日本よりも、多くの支援団体があることがわかりました。
社会システムの中で、カサンドラ症状の方へのケアもあります。
（労災や疾病による離職・PTSD・産休育休・DV被害の市民と同様に、生活費や医療費の支払い、別居した場合の支度金の援助が国から支給されます。もちろん医師の診断書が必要 で、社会復帰の手助けも行われます。）支援の受け皿・体制 日本と比べてみてください。
４/2～８まで 発達障害啓発週間だそうです。
不可抗力な理由で、知らぬ間に「カサンドラ症候群」に追い込まれた当事者が
自ら進んで 家族内のことを打ち明け、助けを求めたり、
支援の充実の発起をしたりするのは困難です。
日本で、有識者・理解者の方が増えてくださることを期待して載せました。
年の差恋愛をしている人も スピリチャルの人も 全くそうでない人も、
お立ち寄りいただいた皆様の 知識の泉 に加えていただけると うれしいです
モンブランケーキ 名前の由来
知ってた？
↓
焼きそばじゃなかった
母の言う通り
「おいしい」って 知ったのは
いつだったっけ？
今日もよい日を