私は 海外に住んでいます ちゅー


 モラハラ、DV被害を受けた過去があって、 相手は日本人ではありません。

 

その経験を 存分に 生かして

  ドメスティックバイオレンスの被害者サポートをしています。

 

 

 

 サポートするのは 多国籍の方です。

       そして 日本 ニホンの方もいます。

 

  コロナ外出自粛に伴い、世界でDVが急増 ← 記事を読みました。

    

 日本在住の外国人被害者の方がたに 8か国語の通訳を用意しているとのこと。

  頼もしい サポートだとおもいました。 \(^o^)/

 

 

 この国でも 同じように通訳のサービスがあります。 アリガトウピンク薔薇

 

 

 今日は、 いつか書こうと思っていた

            イケダさんのことを記します。

    

イケダさんは 日本でいう「ハローワーク」のような機関で働いていました。

 

ジェーン・イケダさんは、

       白髪交じりの金髪で、 年配の白人女性でした。

 

私はそこへ 職業適性検査を受けに行ったのですが、

    彼女は一通り、テストの概要を説明したあと、

 

英語で 

  「あなたの 武器は何?」と 質問してきました。

 

私の?・・・・・・  

 

   ※ 武器とは 特技という意味です。

 

 

 

ピアノが弾けること ・・・・かな?

 

と言うと、

 

 

 今度は 日本語で

 

「コトバもだよ。 あなた ニホンゴ と エイゴ ハナセル。 ソレで 仕事を選べるよ。」

 

イケダさんは 片言で 話しかけてきました。

 

 

「じゃあさ、 私のムスメ、日本からもってきた クラビノーバ 売ろうとしてのよ。 

  アナタ 買う?」

 

Clavinova

「グラビノーバ」の画像検索結果by yamaha 

 

 

「あの、 イケダさん ニホンゴ 話せるんですか?」

 

 

「コレぐらいだけどね。 ダンナが ニホンジン だったから。」

 

 

そこから ミセス イケダの 日本に住んでいた時代の話が始まりました。

 

 

 

ワタシね、 日本に住んでたのよ。 

 

ムスメが 18になるまで。

 

だから 日本 知ってる。  ワカヤマ県ていうところ。

 

 

そうだったんですか。。。  だから その苗字なんですね。

 

日本に住んだことがあって、 ご主人が日本人。 親近感がわきました音符

 

そして

   彼女が続けた話はこうでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒドカッタよ~ だんな。

DVだよ。

ワタシ、何度も逃げようとしたのよ。


ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ 

 えっ?

 

 

 

思わぬ話の展開でした。

 

 

 

 

 

なぐられたり、けられたり、 こんなん ひっぱったり、(髪の毛)

       ほんとに ヒドかったヨ。

 

 

 

手なんか こんなに  なったよ。

 

   って、 手首を 曲げて見せました。 おいであせる


 

 

 

 

・・・・・・・ガーン

 

 

 

 

返答に詰まる私に ミセス イケダは、

 

どんどん 話をつづけました。

 

 

 

逃げられなかったよ~。

 

 

 

だってね、 みんなが 

 

 

コドモのためよ。

 

 

ゴメンね ジェーンさん。  ガマンしてね。って。

 

 

ガンバって。 がんばって って いうのよ。

 

 

コドモが大きくなるまで 我慢してって。

 

 

 

近所のヒトとか たすけて くれたけどね。

 

 

 

日本て そうでしょ。

 

 

 

 

ガマンしてって。   

 

 

     コドモがいるから。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・。笑い泣き

 

 

 

 

 

そこまでの話を聞いて、

 

 

次の瞬間  

 

 

 

 

私は

反射的


 

 

 

 

「ごめんなさい。」

 

       と、謝っていました。

 

 

 

私は 瞬時に 日本 ニホンジン代表になっていたのでした。

 

 

 

ミセス イケダ。。。

 いえ、「イケダ」という苗字で呼ぶのも

  何だか申し訳ないような気になったのを覚えています。

 

ジェーンさん、ごめんなさい。 ニホンジンが・・・。

 

 

アンタが あやまることじゃないけどね。

 

 

 

ムスメ ここで 大学終わったのよ。

 

 

 

 

 

いい シゴト ないねえ~  今 バイトしてる。

 

 

 

 

 

 

 ジェーン・イケダさんのケースは

   日本で、

   日本人男性加害者

 

 

 

この国 私が見てきた(知っている)のは

  ・日本人男性加害者ケース。

  ・日本人女性被害者のケース。

  ・そして一件だけ 

   日本人男性被害者ケース。

 ※ 3パターンの中で

   一番多いのは 女性が被害者のケースです。

 

 

イケダさん出身のこの国は

片親家庭になったら 仕事を得るまでは国がある程度生活を補償してくれます。

嫌なパートナーに我慢することはなく、蹴っ飛ばすくらいの勢いで、別れます。

 親が幸せだからこそ、子供を幸せにできる。という考えがベースにあります。

(DV支配で逃げられないから一緒に住んでしまっているケースは別として。)

 両親がそろっていないと「子供がかわいそう」 とか 

 我慢して婚姻生活の継続をするという考え方はおおよそありません。

 

 そんなお国柄出身のイケダさんが 

        日本の我慢根性を 受け入れていた?!

             郷に入りては・・・?

 

 あの時代、日本はまだハーグ条約を結んでいなかったはず。

 その日本人DVダンナから逃げて 母国に帰れば

        暴力のない生活ができたのに。

 

※ 特にDV被害者には、即 生活費を援助してくれるシステムがあります。

 

 

 

それなのに 

 イケダ ジェーンさんは 逃げないで 日本にとどまったんだ・・・。神社

 

 

イケダさん、 この国に帰ってきたのは どうやって?

 

 

 

 

シンだのよ。 ダンナ。  がんになって。

 

 

 

だから コドモと かえってきた。

 

 

 

 

生きてたら モット たいへん だったとオモウよーあせる

 

 

 

 

そう言っていました。

 

 

 

 

 

 

びっくり そのころ 

私の私生活はモラ男を排除してもらった矢先でした。

 

 

 

 

今更ながら、

 何でこうも DVがらみの人と巡り合うのかと・・・ 必然?

 (このブログの主人公ダーリンも!!雨) 

 引き寄せの法則??

 

 

ミセス イケダ

 

まだ あそこで 働いているのかしら?

 

 

 

チューリップころ子さんのおかげで

    国際DVのお話を思い出し、 お伝えできました。

 

 

 

あっては ならないことです。

 

    -家庭内暴力は犯罪です- 

イケダさんと同じ体験を ほかの誰も、日本で(日本人に)振るわれませんように!