Kiss音とともに フェードアウトしたダーリン

 

その次の晩に 携帯電話が鳴りました。

 

 

 

 

ダ~リン!ドキドキちゅー の 番号でした。

 

 

「ああ、僕。」

 

ダ・ ダーリン どうしたの? 一人なの?

 

矢継ぎ早に 質問しました。

 

生きてる?

呼吸してるのね?

血出てない?

 

 

すると

 

 

言ってやれ! ゲコゲコ  (悪魔だ)

 

げっつビックリマーク 

 カエルのしわがれ声が聞こえてきた。

 

 ダーリンが カエルに強要されてる。ガーン

 

言え!

 

「僕は 君を愛していないんだ。わかったよね。」


手これは、応答しない方が無難だ。 黙って一方的に聞いていることにした。

 

もう一回言え!グわぐわ (悪魔の声)

 

「今 妻とうまくいっている。」

 

 

聞いてねーよ。真顔 心の中で叫んだ。

 

 

ツーツーツーツー... また、モールス信号か? 

そして

びよよーんと、   ダーリンの着信フォトが 消えた。

 

 

やばいじゃん

カエルに また やられてる。

 

指図されて わたしに電話をかけてきたんだ。

 

愛する人に愛していないということが どんなに 辛いか。

 

虐待者に迎合することで 自分の身を護る。

 

DV被害者の術。

 

逃げろ  逃げろ  逃げて~! ゲローあせる

 

 

私は もう、迷わなかった。

 

ケイサツに 電話します。

 

救急ですか?

 

ポリスですか?

 

ポリス様で

  お願いをいたします。メラメラ

 

 

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