あらたな緑が覆いつくしてゆく場に、姿を見せるエルフたち - 水戸市 七ツ洞公園
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快晴だ、水戸市の七ツ洞公園に行った。行って仰天した。新緑は新緑なのだが、すでに猛烈に濃密になっていた。
4月の変化が大きいのは知っているつもりなのだが、例年こんなだったかなと思う。
混沌とした領域は拡大してゆく。そこでこそ見いだせるものがあるだろう。
そんな混沌にレンズを向ける。ファインダー像を上下左右+回転方向にソレソレと動かす。
混沌を前に微修正など必要なさげなのだが、どうしても必要な作業なのだ。
「ソレソレ、カシュン!フー」までが一連の動作になる。
最後のフーは、シャッターボタンを押すまで息を詰めるので、窒息しかけた状態から復帰するためのものだ。なにかと大変だ。
混沌の中に隠れているエルフたちを見つけ出せば、そこで成り立つ会話もあるだろう。異国の古謡だって聞かせてくれるだろう。
そうしてその旋律は、おそらく子どものころからよく知っていたはずのものなのだ。













































