冬の雨降る中、濡れた風景は異なる表情を見せる - 常陸太田市 春友彫刻の森、大中神社、西山荘

 

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実に久しぶりに雨が降った。ここしばらく、ともかく降らない。

去年の7月あたりから今月までの降水量はどのくらいのものなのだろう。おそらく記録的な少雨なのではないかと思う。ほとんど、雨の記憶がないのだ。

いや、記憶がないだけなら良いのだが、記憶がないとなると、それはそれで別の問題になるだろう。

 

で、カメラを持って外出した。常陸太田市の春友彫刻の森、大中神社、それに西山荘だ。

降れば降ったで、帳尻を合わせようとするかのようにバーバー降りまくる。なにごとも中庸が大切だ。

 

すっかり乾燥していた枯れ草が、雨に濡れて重い。実際に重くなっているだけでなく、そもそも視覚的に重い。

天候によって被写体は大きく変わってくる。過去に来たことがある同じ場所であっても、雨によってまったくの別物になってしまう。

そんな別の表情との対面も、必要なことだろう。