すいません 予約投稿の日にち設定間違ってて、④が昨日先に投稿されてしまい 慌てて止めました笑い泣き笑い泣き


さて今日はこの続きです。









え?!

なんでヌード写真?!

って思いませんでした?!

いえいえ代理石作品です。



これも本当の人みたい!




そんなわけでこれらのある素晴らしい美術館紹介!

今回行っていちばんのおすすめできました!

その美しさにもううっとり!

しかも ローマの主要駅テルミニ駅からすぐ!


飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート


「パレッツォマッシモ」Palazzo Massimo


静かで、素晴らしいクオリティのもののある美しい美術館です。展示品も素晴らしいのですが、ディスプレイがまたハイレベル。

作品の美しさを最高潮に引き立ててくれているし、興味深い作品情報がまた程よい場所に配置され 作品への尊敬と愛情を感じます。

素晴らしい!


暑さから離れて美の異世界へ行けます。

それではどうぞ!




  「座るボクサー」



2000年以上もローマの土の中に埋まっていた像。

体は傷だらけ 

でも その眼差しも存在感もものすごい強さのまま。

この人の頭上で、たくさんの戦いや文化が〜ルネッサンスも宗教による虐殺も〜泡沫のように生まれては消えていったんですね。

諸行無常を2000年も頭上に見てきた像 

そう思うと感慨深いです。


  初代ローマ皇帝アウグストゥス

 


写真よくなくてすいません

衣も足も本物みたい!

「パクス・ロマーナ」「権威」はあるが「権力」は持たないという新しい「皇帝」というシステム、、、カエサルがそのビジョンを企画を書き、暗殺後はアウグストゥスが実現していった その激動の時代に思いを馳せると、それはもう 果てしない物語、、、。


カエサル自身もすごいですが、その真の理解者であり実現の器を持つ人を後継者に据えられたこと 歴史の偉人が 躓きがちなこのステップをうまく超えていった2人とローマ、、、 

思いは千里をそして数千年をかけていきます。


ここでもしばらく像の前から動けないですね。



一瞬 本当の人が寝ているのかと思う美女。

女性の美しさも なめらかだったり もっと動きがあったり、強そうだったり色々が像ごとに表現されています。




どうしても

この像にものすごく惹かれます。


たとえ全体を見られなくても 惹きつけられてしまうその完全な美しさ。


美しさと 

美しさを感じるってことは何なのだろう、、、

そんなことを考えてしまいます。


 

同じ美しさを 2000年位前の人も 私たちも感じるのだから、たぶん美しいと感じるって

生物的な DNA的な何かなのでしょうね。


もし美がDNAで感じるものなら

そこにある原則は なにか 生き物として

意味があることのように感じます。


ふと ビートたけしさんの言葉が蘇りました。

映画を作る時に因数分解で考えるそうです。


抽象画も俳句も、素晴らしいものにはそこになんらかの原則があって、それを表そうとしたら数額になってしまう と

だから、アート、文系、理系 と分割することの意味はあるのかと おっしゃっていました。


ローマの人たちは、 2000年後の我々よりも、そういうこと根源的何かを深く、理解されていたのではないかという気がします。

(すいませんこれどっか別のとこに書くべきことだったかも

武さんの深いお話も 最後にリンク貼っときます)





 

こちらも

静かだけど何故かくっきり浮かび上がる存在感。

照明やバック全てが完璧に美しい。



  ポルトナッチョの石棺 Sarcofago di Portonaccio

紀元2世紀ごろ作

おそらく、ローマ帝国のマルクス・アウレリウス皇帝(五賢帝の一人で哲人皇帝)に仕えた将軍のお墓ではないかといわれています。


信じられない細かさです。

何時間でも見ていられる気がします。


わかるでしょうか?下は様々な戦いの様子。

そして上は 戦闘員以外の子供や女性たち。

その両方を見る そういう視点を持った人が作り 権力者にそれが許可されたことも興味深いです。


暗い中展示され、ちょうどよく当てられてる光

向かいには座る椅子もあり 古代ローマへタイムスリップできます。



  ローマ時代の壁画






すごく細かく書かれた

ローマの壁画。


一面にあります。


この絵を描いたひともすごいけど

これ運び込んだのもすごい!!!



本当は 他の美術館との比嘉とかも描きたかったのですが 載せたい写真ありすぎてここまでで終了。

とにかくセンスがいい美術館❤️❤️❤️❤️❤️

好きすぎて2回行きました指差し指差し指差し飛び出すハート



さて、

2000年前にあの壁画を書いたのすごいと思うけど 

もう一つの数千年前からの化け物並みの文化を持つ中国、その宝物殿中国故宮。

私あそこも何度か行ったことがあって、ふと平面絵画の質にはやっぱりさを感じました。やはりヨーロッパでは紙の発達が遅かった分、絵画やはり中国側の圧勝感があります。

でも、代わりにローマはやっぱり三次元作品がとんでもなく秀逸!

もしかしたら、細かい絵が紙面上に描けなかった、、、だからこそこんなに立体が進化したのかもしれないなあ なんて思いつつ感動に浸りました。

何かを失ってこそ 何かを得るのかもしれません。


でもそうして生まれ得たものが こんな完成度 美しさ 存在感なら 私は悔いなし!




遥か数千年前との 美を通しての交流。

それは素晴らしいものでした。


ついつい 古代ローマに、古代中国、ビートたけしさんまで 果てしない旅路に誘われました。



静かで美しい宝箱 パレッツォマッシモ最高です。




場所はここ (テルミニ駅すぐ)

 ↓

ローマ国立博物館 +39 06 480201 https://goo.gl/maps/iJK4GhVZZSRPm8aw7


すいてるし、その場でチケット買ってすぐ入れました。


⭐️素晴らしい武さんのお話はこちら。

堀さんのチャンネルです。多分相手が堀江さんだから通じると思って武さんも話されたのでしょう。これを引き出す堀江さんもすごい。

https://youtu.be/7x8eHgeIuvo?si=kGIzJVaK-oslT6IF