コムズフェスティバル2016 市民企画分科会 「先生たちの情熱と挑戦! 社会をつくる人づくり」
無事に終えることが出来ました!

1月30日にはたくさんの参加をいただけました。おかげで頑張りきることができました。

参加者150名!!
県外から参加であったり、教育学部の大学生たちであったり、教員の皆さん、行政の皆さん、多数の市民の皆さん、そしてLGBTのみんなも!

とても熱心な皆さんが集まってもらえたなあ、という印象でした。

駆けつけてくださった5人の先生たち、興味深い話がいっぱい!
そして、一緒にきてくれた丹原東中の生徒たちも参加
参加の皆さんは大変興味深く耳を傾けていました。

会場には、丹原東中から4人の中学生たちも参加!しっかりと自分の思いを語ってくれましたよ!大人数の大人を前にして、堂々と頑張ってくれました。頼もしかった~


さて、その感動的だった分科会の様子を振り返ります。以下どうぞ~

性的マイノリティを学んだ丹原東中学校の取り組みを伝えたコムズフェスティバル 
たくさんの来場者を集め、大きなイベントとなり、本当によく頑張れた分科会になったと思います。

県内からたくさんの市民が集まってくださいましたし、全国からも学校の先生や行政の方も集まりました。
注目される学校の取り組みだからこそだったと思いますね。

そしてなんといってもの一番は、参加してくれた中学生4人の活躍でしょう。



「自分たちがこの社会を変えていけるようにしたい!」
そうしっかりと人々の前で話してくれたのです。

性的マイノリティの学びから、そう思えるような子どもたちが育つってすごいですよね・・
自分たちにそのような役割があったのだなと気が付かせてくれたのは丹原東中の生徒さんたちでした。

子は国の宝というが、世界の宝だ!と女性保護の会長さんがおっしゃりましたが
その通りですね!

まだまだ社会には数々の課題があり、それを解決していく人間になっていくこと
まさに、今回の分科会の題名である「社会をつくる人づくり」そのものを伝えられた瞬間でした。

先生たちの情熱ある挑戦を、直接聞けた参加の皆さん方も、中学生たちの成長を前に圧倒されたでしょう。自分も司会をしながら、本当にすごいなと感心し驚きました。

後半のクロストークでは、一通り皆さんが思いそうな質問を自分の方から出して進めたあと
会場の皆さんからの質問を受けました。

すると、いの一番に教育学部の学生さんたちが一斉に手を上げてくれました!
それがまたしっかりしてて感心。皆さん全員の質問を、ぜひ発言してもらいたいと思いましたが時間がなくて残念(笑)

発表した先生たちの気持ちが、先生を目指す学生たちに火をつけたんでしょうね
若い学生さんたちは大人しいかなと思ってましたが、いやいや頼もしかったです。
これまた宝だよ!と思えた嬉しい瞬間でした。
愛媛大学教育学部の学生さんたちが15人も熱心に来てくれました。このような場に出来たことが嬉しいです。



こんな質問もありました。

「中学生に性的マイノリティは早いのではないか?」

この分科会に参加しても、そういう質問が出るんだなと、少し違和感を感じたくらいでしたが、その質問に実際に取り組んだ先生たちから、しっかりとそんなことは無い、遅いくらいだとの回答をしてくました。結果的に、とても分かりやすく良い確認ができたいい質問だったのでした。

最後には当事者の方から、そうはいってもこんな都合の良い話じゃないだろう!
自分たちのことを理解するなんてことはできるはずがない!
といった当事者の深い嗚咽を絞り出した発言が出て分科会の幅を広げてくれました。

ちょっと感情が先走り、会場の皆さんは息を飲み、静まり、引いた感じがありましたが
あれも大切なことが伝えられたと思います。

3時間をかけた分科会は、質問の多さを考えるともっと時間が欲しかったくらい
途中の休憩時間も、先生たちは取り囲まれ、来場者が質問や挨拶、そしてマスコミの取材と大変でしたね。短い時間でしたが濃い交流が出来たと思います。

一緒にやった愛媛県女性保護対策協議会の皆さんも、あれこれと頑張ってもらえて助かりました。
会長さんは80を超える高齢の方ですが、パネラーとして壇上に上がって、しっかりと想いや今回学んだことを発言してくれまして、これがまた分科会の迫力になってました。

司会を進行した自分としては、ぶっつけの勝負で、参加者が息をのむような展開もありながら、どうにかやり遂げられました。いろいろと褒めてくださる方もいて、まあまあ頑張れたのだなと安心しているところです。

今回、NHK、あいテレビ、朝日新聞、愛媛新聞の4社が取材に入っていました。
さすがの注目ですね!


終了後もカメラ取材などバタバタ でしたが、その間も急いでの片づけを仲間たちがやってくれていました。

NHKは当日18時過ぎのローカルニュースで放送されてたそうです
あいテレビは、2月3日(水)18:15~の「ニュース キャッチあい」で特集として大きく扱われました。

会場はコムズの5F大会議室は大きな会場で、午前中はタレントの小島慶子さんによる基調講演で賑わっていましたが、その講演終了後、大急ぎで自分たちの分科会に模様替えしたんですよ。
1時間の準備時間でしたが、いろいろトラブルあるなか、応援の仲間も加わってよくやれたと思います。

ビデオやパソコンの投影、団体ブースの設営、飲み物コーナー、配布資料の封入、会場の飾りつけ・・・

女性保護さんが、迫力の大きな大きな壺で生花を手配してくれていました。
頑張ってA4用紙100枚をつなぎ合わせて作った巨大ポスターも会場で映えました。

あのバタバタを、当日初めて顔を合わしたスタッフ同士なのに手際よく自分の仕事をやりこなしてくれてね。イベント慣れとはいえ、どれほどの当日スタッフが来るか分からないなかで良くやれたと思います。

そして、心配してた来場者も150人もの皆さんに来ていただいて、ほっとしました。
参加したLGBTのみんなも、こんなにも注目されてるんだと驚いてたね!
若い人から高齢の方まで幅広い人々が、集まれる場をつくることが出来ました。
来場された皆さんの顔ぶれが、本当に幅広く、また濃いものでしたので、大きく広がるのではと期待が膨らみます。

教育の現場で扱われたという実績、先生たちや生徒さんを通じて発信するというのは強いですね。だからこその成功だったと思います。自分たちが直接伝えるよりも何倍も伝わっていくな~。

自分たちの思いを汲んで、当事者以外の人が頑張って発信してくれだす・・
そのような夢に思ってた姿が、このイベントで実現してたのですね

今回このような分科会にできたことは、何より丹原東中の皆さんのお陰です!!
まだまだ発信していきたいので、これからもお付き合いいただかなければいけません(笑)
その思いを強くしました。(お願いしますねー!)

行政の皆さんなど、日頃お世話になっている皆さんも、たくさんの人々が駆け付けてくれたのは本当に嬉しかったです。時間をとってイベントに来てもらえるというのは簡単じゃないと思います。

どれほど心強かったことか・・ありがとうございます。

会場を片付けた後、虹力(にじから)スペースに場所を換えて、簡単な打ち上げ会をやりました。
先生たちや生徒の4人、レインボープライド愛媛や女性保護のスタッフたち、そして分科会参加の皆さんでもっと話を聞きたいという方が飛び入りで参加。20人が集まってお弁当持ち込みのお疲れ様会が出来ました!!


すごいイベントが出来たもんだ!生徒のみんなもよく頑張ったね!
こんなイベントに出ることになろうとは(笑)と、苦労話を話しあったりと、労い合った素敵な時間でしたね。

皆さんよく頑張りました。
この分科会の熱が、また各所に広がっていくに違いありません!!

今回も奇跡のような分科会をやり遂げられました!
やったやった!よくやれました!  

応援下さった皆様、ありがとうございました~

レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/



コムズフェスティバル2016 市民企画分科会
「先生たちの情熱と挑戦! 社会をつくる人づくり」
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/65726679.html

文科省の人権教育研究指定校として、テーマに同性愛や性同一性障害という「性的マイノリティ」を掲げ、学校をあげて人権学習を進めている中学校が、愛媛県内にあるのです。それは松山の隣町にある西条市立丹原東中学校。
きっかけを作った元校長と現校長、そして実際に取り組んだ先生たちを招き、全国でも初めてとなる果敢な挑戦の様子や、生徒さんたちに起きた変化を熱く語っていただきます。