先月の話でスミマセン
だいぶ前に
ディラーの担当者から車検案内の
ハガキと電話をいただいてました
早めに予約しなきゃないのは
わかっていたけど気が重い
車検が9月27日で切れちゃうので
その前に予約しなければいけません
9月に入ってから
やっと電話をした
のろまなベルです
担当者が
23日なら空いてますよ〜
土曜日だけど祝日ですよ〜
知ってますよ
その日はお彼岸の中日ですもん(心の声)
そうなんだよね…
お彼岸は
関係ない人にとってはただの祝日
あれから
もう5年も経ったんだね
夫とともに
どんどん調子が悪くなっていった車
夫は変えなくていいと言ったけど
私の気持ちが限界だった
残り少ない命
最後にこんなボロボロの車じゃ
あまりにも可哀想だと思ったし
新しい車を楽しみに
希望を持ってほしかった
新しい車を励みに
頑張ってほしかった
とくに緩和病棟に入院してからは
もうすぐだね〜
楽しみだね〜
最初にどこ行く?
つとめて明るく
声をかけていたんだけど
間に合わなかった
せめて
病院の駐車場でもいいから
一緒に一周だけでもしたかった
運転できなくても
運転席に乗せてあげたかった
新車の匂いを嗅がせてあげたかった
そして
今回車検に出したら
代車がなんと新車
少し走ってるから正確には新古車かな
乗った瞬間
いろんなことがぶわーって
一気に蘇った
新車の匂いが
5年前の記憶を引っ張り出してきた
ディラーから家に向かう途中
久しぶりに運転しながら泣いた
お墓参り
どうしようかと思ったけど
天気もいいし
初めて塁を連れて行くことにした
とても狭い山道
対向車が来たら
どちらかがすれ違える所まで
バックしなければいけない
代車が新車だと緊張する
誰も来ませんように
行きも帰りも祈りながらの運転
墓地に着いたら
なぜか塁くんテンションアップ
10日前の夫の命日に供えたお花
まだ枯れてなかったけど
新しいのと交換
あとは
いつも通りの動作
お供えものも塁と一緒にいただいた