東電よ胸に響いたか~「子どもたちを守りたい、という願いを聞き入れて!」 | 民の声新聞
2011-07-07 20:15:35

東電よ胸に響いたか~「子どもたちを守りたい、という願いを聞き入れて!」

テーマ:原子力発電所

わが子を、日本中の子どもたちをこれ以上、放射能に曝したくない─。都内在住の母親たちが7日、JR新橋駅近くの東京電力本社前に浴衣姿で集まった。東電に対し、原発事業から撤退し、子どもたちが安心して暮らせる社会にしてほしいと要請。時には涙ながらに、子どもの命を守ろうと声を上げた。

1歳の男児を連れて参加した30代の女性は岩手県出身。「原発は地球を担保にギャンブルをしているようなもの。今まで私たちが無関心でいたためにこのようなことになってしまった。原発について勉強すればするほど無力感にさいなまれるが、何かしなければ…」と初めて行動を起こした。

多数の警察官に睨まれ、通行人に視線を浴びて戸惑う。公安に写真を撮られているのも分かっている。夫には「全学連や革マルの仲間になるのか」と反対もされた。しかし、参加しようという気持ちは止められなかった。「福島にも友人がいる。何と言葉をかけていいのか分からず、電話もできない。だから余計に知らんぷりはできません」。ママ友の中にも温度差がある、と首をかしげた。

別の母親は、3歳の娘を見ながら「この子が将来、ガンを患ったとしても、福島原発の放射能が原因としょうめいすることはできない。うやむやにされてしまうだろう。だからこそ、今できることはすべてやってあげたい」と想いを口にした。先月行われた、20mSV基準撤回を求める文科省への要請行動にも参加した。「母親として、声をあげることは当たり前だと思う。だって、子どもに対しての責任があるから」

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七夕らしく、浴衣に笹の葉で集まったお母さんたと子どもたち


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ミュージシャンの山口花能さんは歌で盛り上げた。山口さんも子どもたちの未来を案じる母親の1人



要請行動には独身の30代女性も参加した。「今まで世界が経験したことのない事故で、私たちが実験台になっている。これから結婚したとして、出産して大丈夫なのか分からない。子どもが無事でも孫に影響が出るかもしれない。誰もわからないんです」と不安を吐露した。

この日の行動を主催したのは、「いのちを守るお母さん全国ネットワーク」の関東支部。事務局として奔走した横関彩子さんも3児の母親。震災直前に産まれた女の子を抱いて駆けつけた。

「こんな事故が起きているのに黙っていたら、この国は駄目になってしまう。福島の人々は故郷や生活基盤を奪われている。二度と、そのような状況を作り出してはいけない。大人には、子どもたちの未来を明るくする責任があるんです」。全国から寄せられたメッセージも読み上げられ、福島県郡山市から都内に移住してきた一児の母親は「故郷を泣く泣く離れてきた。早く戻りたい。娘を澄んだ空気、きれいな水に触れさせたい」との手紙を横関さんらに託した。「今日集まった人数は少ないけれど、都内だけでなく全国各地でお母さんたちが声を上げている。これからも行動は続けたい」と横関さんは話した。

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東電に対し、要請文と子どもたちの短冊がついた笹を手渡した。東電側は20分以上待たせた挙句に対応に現れたのは警備担当幹部。「関係部署に渡します」とだけ答えて社内に戻った


◇  ◇  ◇


横関さんたちが東電側に手渡した要請文は以下の通り


東京電力代表取締役社長 西沢俊夫様


原発を使わない電気の供給をお願いいたします
福島・全国・世界のこどもたちが安全な空気・水・食べ物を手に入れられる、
安心してくらせる日本社会・地球にしてください。


福島原発事故の収束にむけて日々ご尽力いただき、ありがとうございます。


2011年3月11日に地震、津波、福島第一原発事故が起きて以来、全国のお母さんたちは福島のこどもたち、全国・世界のこどもたちのことをとても心配し、胸を痛めています。
これ以上、放射性物質に怯える社会を作らないでください。私たちは、未来を担う子どもたちのために、安心して暮らせる世界を残していく責務があります。
東京電力には17基、日本全体では54基の原発が、地震列島・活断層上に建てられており、大地震が起きれば福島第一原発のような事故は全国どこでも起きる恐れがあります。国土が狭い日本は、再び大きな事故が起きれば、放射能汚染により人が住めない国になってしまいます。
今もたくさんの避難民がおり、福島県の人々は生活の場を奪われています。
私たちのメンバーの中には福島で生まれ育ち、家庭を持ち幸せな生活を営んでいましたが、今回の事故を機に、子どもを守るために愛する故郷を離れなければならなかった母子もいます。多くの場合は夫や父親と離れ、家族が分断され苦しんでいます。
これ以上人々を苦しめないために、今後は原発を使わない、安全な電気の供給をよろしくお願いいたします。自然エネルギーの開発と天然ガス火力の充実・拡大を緊急の課題として取り組んでください。
私たちの「子どもたちを守りたい」という願いをぜひお聞き入れ下さるようお願い申し上げます。


いのちを守るお母さん全国ネットワーク 

関東支部7.7アクション事務局

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