昨日は、小雨降る中、草取りと収穫のために6日ぶりに畑に出勤。

 

雑草を伸び放題にしておくと、抜き取るのがひと苦労だから早めに処理しなければならないが、このところ平日は畑に来られないので仕方がない。

 

小一時間草取りをしたころ、畑の先輩のSさんが霧雨の降るなか、畑に顔を出した。

Sさんは、この畑以外にもう一つ別の場所に畑を借りていて、一日に一回は必ず畑を見回るという。

作物に足音を聞かせるのが効果的だという。

 

・・・道理で自分の畑の作物の出来が悪いのは、そのせいかもしれない。

ご主人が滅多に顔を見せないから、作物も寂しがっているのだろう?

 

Sさんはいろいろな畑を見て回っているため、作物の出来に詳しい。

今年は、どこも夏野菜の出来が悪く、とくにキュウリの出来が悪いという。

Sさんの畑のキュウリを含めて、どこも葉が下の方から枯れ始めたものが多いらしい。

確かに自分の畑のキュウリも何本か、すでに枯れ始めたものがある。

▲採れるのは毎度、巨大なキュウリばかリ

 

2時間ほど草取りを続け、ようやく本日の収穫。

 

まずトマトだが、今年は大玉、中玉は作らず植えたのはミニトマトの苗を4本だけ。

毎年、あまりおいしくもないトマトが採れ過ぎて困るので、今年は、極甘のミニトマトに絞って、量より質にこだわってみたつもり。

 

そのせいか、赤く熟したトマトを一つ口にほおり込むと、これが確かに極甘。

 

今年買ったのは、「こころ」と「天使のトマト」に2種類で、天使のトマトのカタログ糖度はなんと11とか。

通常のトマトの糖度が5、6だから相当甘いことになる。

果たして収穫したトマトの糖度が11あるかどうかわからないが、確かにこれまで食べてきたトマトでは断トツの甘さ。

甘すぎて、酸味がないのが逆に不満を云いたくなるほど贅沢な甘さだ。

 

その日はトマトのほか、きゅうり、ナス、甘唐カラシを収穫して、最後に大根の実(さや)をすべて収穫。

 

本日の収穫はこんなところ。

 

大根の実(さや)は、茹でてカツヲ節と醤油で酒の肴などにして食べたが、今回は収穫したトマトやキュウリ、甘唐辛子と一緒にピクルスにしてみた。やはり辛味が相当抑えられて新鮮な食味。

 

今朝は、畑で採れた新じゃがと甘いトマトとピクルスで朝食を・・。