昨日はもう4月上旬の陽気で、散歩をすると汗ばんでくる。

 

1週間ぶりにいつもの散歩道、片倉城址公園に行くと、いつの間にか山野草が咲いている。

もう春がまじかに迫っているのだ。

 

山野草の名前はまだ詳しくはないが、最初に見つけたのは、リョウキンカ?

枯葉からわずかに顔を出したイチゲの白い花?

アズマイチゲ

木の根元の陽だまりには、雪割草の小群生。

この自然を残した城址には、都内でも珍しいカタクリの群生がある。

まだ蕾も付けていないが、”鹿の子”模様の葉がすでに大きくなっている。

 

葉を見ると双葉ではなく、片葉なので、「片葉の鹿の子」と呼ばれるようになり、片葉の鹿の子(かご)から、「カタカゴ」、「カタゴユリ」、「カタクリ」に転化したという説もある。

このほかにも、根を粉にして固めることから、「片粉(堅粉)百合」からカタクリに転化したなど、諸説あるようだ。

昔、片栗粉はこのカタクリの根を粉にしたそうだが、現在の片栗粉はジャガイモのでんぷんから作られるという。

▲カタクリの葉

 

帰りに園芸店に寄ったら、雪割草を売っていた。

早く、山野草の盆栽をこしらえてみたいものだ。