大人の隠れ家 PART1 から続く
年末、カヌー仲間のK隊長が師匠宅に来るというので、完成したばかりの蹲踞(つくばい)を拝見がてら、師匠宅を訪問。
蹲踞や手水は、「浮き世の塵」を払うために、茶室には不可欠な道具立てという。その蹲踞を、自ら鉄のノミで彫り続けたというから、凄まじい。
もちろん蹲踞に滴る水も、手製の竹で工夫したという。
これで、茶室に不可欠な道具立てだがすべて揃って、釜開きも間近とか・・。
ミニ忘年会を開きながら、茶室に明治時代の火桶を出して、一献、二献。
わずか、数片の炭でも、3畳の茶室には十分の暖かさ。
まるで、幕末か、明治時代にタイムスリップしたような風情。
どうせなら「お茶道具の鉄瓶を出して、お燗を付けよう」と、だんだん興に乗ってくる。
雪が降ったら、庭を眺めながら、熱燗に湯豆腐を・・・・・。