夫の不倫が始まった頃 不倫中

子供達の送迎に追われ 

私の睡眠時間はほぼ3時間以内でした。

何時も眠かったし 疲れていました。


その頃 夫は 

ダイエットのために1時間ウォーキングし

かなり体重を落としていました。

痩せたことは自信に繋がって

不倫の原動力になってた気がします。

一方私は運動する時間もなく 

ストレス解消は甘いものを食べる事でした。


華恵さんと2人で会ったり不貞関係ができて

スタイルの良いキレイな人が自分の女になった

自信みたいなのもあったのでしょうか


多分本人は無意識だったろうけど

ポチャポチャしていく私をバカにしたような

見下したような言葉があったり

親しみを持ってイジるんじゃなくて

鼻で笑われたと感じることが何度もありました。


夫の不倫が始まる前 不倫中

よくしていたのが

携帯のパズルゲームでした。


華恵さんと夫の不倫が始まる何年か前

お客さんと昼を食べてくると言っていた夫が

行きつけのスナックで働くナミさんの自宅で

お昼を御馳走になっていたことを偶然知って


いけないことだけど 

初めてこっそり夫の携帯のLINEを見た。

店だけでなく 

プライベートでも親しく付き合いがあり

結婚記念日に友達と飲みに行くって出た時も

実はナミさんのいる店に行き

仕事帰り ナミさんを送った後にも

『もっと一緒にいたかった』と

一生懸命LINEで口説いているのを知った。


不貞の関係まではまだなかったけど

プライベートでの付き合いも1年近くになり

ずっと口説き続けて自宅でお昼を食べた

そこまで来たら本人だって もう一押したら

関係が持てるって思ってたんじゃない?

否定するだろうけど そう思うし

世間一般 そう思うものだと思います。


信じ切って 女なんて疑いもしなかった夫が

知らない所で 女の人を口説き

あわよくばと狙ってた…そんな気がして

何より結婚記念日に飲みに行って

『もっと一緒にいたかった』なんてLINE

送るような夫だったなんて…

信じ切っていたから たえられなくて

不貞はなくても もう離婚しようと思った。


夫は 慌てて ただのスナックの人と客で

疑われるようなことは何もないと

『もう悲しませるようなことはしない』と

約束をした。

下心のない ただのスナックの客は

迎えに行って一緒に隣県の整体に通ったり

美味しいパンやら 鯛焼きやら なんでも

買って自宅に届けますかねぇ…


『私には 女の人と2人でご飯食べに行くのも

 浮気なんだよ』と言ったら

わかったって言ってた。

華恵さんとの不倫発覚後知った そんな約束

綺麗さっぱり スッキリすっかり忘れてた。

『女の人と2人で食事するくらい

 悪い事とは思わない』って言い放ったしね。


『もう泣かせるようなことはしない』

本気でその約束を信じてたわけじゃない。


ただ約束したから 信じたいから

夫には何も言わなかっただけで

不倫が始まる前から

夫の様子や私への態度が気になって 

ちょっとした事で 苦しくなったり涙が出た。


忙しくしてる時はまだいい

忙しいのと忙しいのの隙間の少しの時間が

嫌な想像ばかり浮かび たまらなく辛かった


そんな時 子供達が簡単だと教えてくれたのが

携帯のパズルゲーム。

ほんの数分でも遊べたし

少しは頭を使うから 考えたくない嫌な想像を

誤魔化して しなくてすむのが助かった。


不倫が始まる少し前から 

夫の様子はかなりおかしくなる。

そして本格的に怪しさを増しても 


聞きたい 問いただしたい私より

知って傷つきたくない 

ナミさんの時の様に苦しみたくない

と強く思う自分がいて

知って傷つくことより 私は信じてると

疑わしさしかない夫を信じて

自分が傷つくのを避けようとした。

そんなことしてたから こんなに

死にたくなるくらい傷つくことになる。

逃げずに戦うべきだったのにね。


でもさ ナミさんの時…不貞はなくても

生きてて1番傷ついた気がしてたから

これ以上傷つくのが どれだけ怖かったか…


女がいる…それが確かだとしても

不貞はない 流石に そんな関係にはならない

そう信じたかった 自分の心を維持するために。


きっと私は ゲームばっかりして

甘いもの食べて ぶくぶく肥った

ぐうたらな嫁に映ってたのかなぁ。


オレが悪いんじゃない あんな嫁なら

誰でも浮気したくなる…そう思ったのかもね。


今思えば 全然寝ていないし

気持ちがいっぱいいっぱいで

ストレスだらけになるくらいなら

夫に助けを求めれば良かったんだよね。


当時は義母の求める夫の仕事と

義父の求める仕事が違っていて

板挟みになって悩む姿を何度も見た。

その頃は仕事にも一生懸命で

遊んでなんかいなかった。

あまり仕事しなくなったのは不倫してからだよ。


だから私は家にいる時は

夫を自由にさせてあげたかった。

理想主義かなぁ…それが良い嫁だと思ってた。

良い嫁だと思われるのに見た目が大事なんて

ミジンコほども思ってなくて

夫は居心地の悪い家だったと言ってたけど

私は夫を自由に 居心地良くすごせるように

していたつもりだったのに。


自分の為にお金使わずに 家族の為に使って

結果 自分にお金いっぱいかけてる専業主婦に

夫を持ってかれて 私はホント馬鹿みたい…



あの頃夫は仕事から帰るとご飯を食べて

1時間ほど歩いてきて 風呂に入って

少しだけテレビや本を読んで

早ければPM9時頃  

遅くてもPM10時頃には寝室に行った。


私はというと その間 子供達の送迎や

バラバラな夕飯の支度と片付け

合間にお風呂ほどの時間はなく

隙間にゲームしたりして

皆が入った1番後に風呂に入って洗濯して

弁当とか 次の日の夕飯何か準備したり

AM3時を過ぎて寝ることも

明るくなってきた頃布団に入るのやめて

居間で仮眠することもあった。


私は確かに日々忙しかった。


けどそれは 夫に助けを求めてないからで

今思えば勝手に忙しくしてた気がする。

嫌な顔されても『オレは歩かなきゃいけん』

とか言われても

『私は寝る時間もないんだ!助けてよ』って

言えば良かったんだと思う。


だって夫は私が忙しいなんて思ってない

無駄に私が夜遅く起きてるくらいに

思っていたんじゃないかな。


『見てたらわかるじゃん!察してよ!

 そんなの子供達でも知ってるよ』


そう思うけどね…。


違うなぁ…私をずっと見てる

子供達だから知ってるけど

私を見ようともしない夫には

私から『忙しすぎるから助けて』って

知ってもらおうとしないかぎり

わかるはずなかったのかもしれないね。


夜中に次の日の夕飯の下準備するんだって

夫が早く戻ってくれてる時は

そんな事しなくても準備はできてた。


夫が会社に戻るのが遅くなったから

今思えば華恵さんと楽しんできたせい…

帰ってから準備してたら間に合わないし

スーパーで買ってきたものばかりも

並べられないから 

明日も遅いのかなぁ…って夜中に準備してた。


自分の会社に帰った時間と

私に会社締めてきてって日も何度もあったし

子供達の学校や習い事の時間考えたら

夕飯の支度の時間ないってわかりそうだけど

子供達の習い事には興味がない

自分に都合の悪いことは考えたくなかった。

それが正解なんだろうなぁ。


きっと 不倫してる人って 

皆そんな感じ

自分に都合の悪いことは見ようとも

知ろうともせず

自分の都合のいいようにだけ物事を考える

そんなもんなんだと思います。


😅1回でサクサク書くつもりが

まだ前置き…

(何度も書いてて皆知ってることばっかり)

毎回長くて申し訳ないです。

続きます。