夫は朝5時に起きて5時半に仕事にいく

当時の私は布団の中で 夫の家を出て行く音をききながら

布団からでる。


夫が仕事に行くのに そのとき寝ている妻zzz

なんて怠慢なんだ 

他の女に気持ちが行って当然だって言われちゃうかもしれない。


けど 言われてもしかたない。

起きれなかったから。



今は元気だけど2年ほど前の冬  

義母が倒れた。

それまでは 夫は5時半起きて6時に仕事に行っていたし

私も少し前に起きて 朝食を準備し 送り出していた。


義母が倒れて 義父の元気がなくなって

義父のかわりに 夫が早く会社に行って 

仕事の準備等をするようになった。


夫は朝早くて疲れたら 早く寝ればいい

けど私は  早く寝る事はできなかった。

たった30分早く起きるだけ

けどその30分は「たった」ではなかった。


子供たちの事も家事も当たり前に私の仕事。

3人それぞれの 習い事やクラブチームの送迎に加え

冬は自転車登校禁止になり それゆえの送迎も朝も夜もあった。

今思えば 多分 その何年も前から

(夫の不倫が始まるよりもっと前から)

私が一人でできる量を越えていたんだと思う


やり直すって決めてから

子供たちが 大きくなった分 送迎の回数は減ったけど

それでも日に何回もある送迎を 

できる限り夫が手伝ってくれています。


あの頃 AM2時から3時頃に寝るのが当たり前

4時近くまで起きていて布団に入らず

居間で仮眠して朝食を作る時もあった。


睡眠時間3時間前後の私には 朝の30分

たった30分が辛かった。


ありがたいことに 今はAM1時過ぎまで起きてることはあまりない。

家族と座って夕飯食べられるし

皆と一緒にテレビを見て笑う時間もある。

夫と子供たちの隙をみてラブラブラブラブ営む時間まである。


今思えば一人で頑張らず 夫に頼って

手伝ってもらえばよかった。

「迎えいこうか?」って言ってくれたときもあったのに「大丈夫。休んでて」って頑張りすぎて

頑張るのが当たり前になって

手伝わないのが 当たり前になって


「夫のため家族のため」って

勝手に自分で抱え込んだくせに

「何も手伝わず 好きに過ごして 早くに寝て」って

心では思って

もしかしたら  夫に ちょっと イラついていたかもしれない。  

もしかしたら  優しくなかったかもしれない。

優しくなかったから 他の女に行ったんだろうか。


手帳の続きが見れないから

その分 コピーを見ながら いろんな事を考える。


会社では仕事の話は話すけど 

朝は寝てる間に出ていくし

夜は知らないうちに寝てしまう。

私たちには会話がない


話しかけても 話しかけても 返事は「うん」「いやぁ…」「また」

全然会話してくれないことが 悲しくて

今日は何を会話したか日記に書こうとしたことがあった。

あんまり会話が無さすぎて 

返事があまりに一言過ぎて

悲しくて日記にかくのをやめた。

そして 会話することをあきらめた。

女とは きっと  話したんだよね。

なんの話をしたんだろう。

何の話を夫は楽しいと思うのだろう。


「○○(子供)の試合一緒にいかない?」

「買い物行かない?」

「子供たちにナイショで御飯行かない?」

一緒に出掛けたくて 沢山誘ったけどく

いつも断られた。

そして 一緒に出かけてたことも諦めた。

女とは たくさん出掛けたんだよね。

女とは 一緒にいて楽しかったから一緒にいて

わたしとは一緒にいてもつまらないから

一緒にいたり出掛けたりしなかったのたくなかったのかな。


スーパーに買い物にいくと 夫婦で仲良く買い物をしている友達によくあった。

普通に会話して「じゃあまたパー」って別れたとたん

なぜだか涙がとまらなくなる。

そんなことは不倫が発覚する前からだった。

「一緒に買い物したいなぁ」

そんな たいしたことないことが  したい事になるくらい 夫は二人で出掛けてはくれない。

女がいるんだろうなぁ…ずっと そうは思ってた。


だけど 願望だったのか 

   「不貞はないEDぎみだもの。そんな関係にはなってない」

信じて疑わなかった。

2017年の手帳を見る前も 見た後も。


ただ手帳の続きを気にしながら

目の前にあるコピーを眺めて

今までの事を考え 

反省したり 後悔したりしていた。