家族の繋がりについて書こうと思ったのですが、ちょっと範囲を広げて、私と妻の結婚後の事から書かせて貰います。そんなの聞きたくないと言う方、ちょっ我慢して下さいね。

 

 ラブコメ風に仕立ててみようかと思いますのでよろしくお願いします。私は中国で結婚しました(「年貢の納め時」「続年貢の納め時」)参照。

 

 国際結婚を考えている方もいるかも知れませんので結婚の手続等については別途記事を書きたいと思いますが、取り敢えず端折ります。

 

 私達の結婚は勤めていた会社にとっては必ずしも歓迎するものでは無かったんです。妻との結婚を決めた後、社長(以前の事業部長)の縁談話を断った事が主な原因なんですけどね。

 

 「何処の馬の骨ともわからん女が良いのか」と罵倒されました。元々私は生え抜きでは無く、入社3年で別の部署からの外様でしたから酷い虐めや嫌がらせは受けていたのですが・・・。

 

 この工場の元と成った原料調査や工場の立て直しに成功した事で、社長の評価が上がっていた様です。にも拘らず断ったのですから、社長の心中は穏やかな筈がありませんよね。

 

 正式な結婚をしたにも拘らず、私が夜な夜な女遊びをしているとか、仕事を放ったらかしにして遊んでいるとか、中国の会社が迷惑しているとか散々な言われ方をしていました。

 

 中国の会社は日中友好の証だとか言って好意的だったのですが、「それは見せ掛けで本当は迷惑してるんだ」と言うのです。中国の会社も「お前の会社は何を考えてるんだ」と言う始末。

 

 だって、毎日の様に私が何かしたんじゃないかとか、迷惑かけてるんじゃないかとか、仕事サボってるんじゃないかとか聞いて来るから良い加減にしてくれって言われた程です。

 

 私は中国で子を造る事をしたくなかったので、妻には指一本触れていません。信用してもらうしかないですけどね。衛生面と、もし最悪日本への入国を拒否された場合の事を考えたのです。

 

 私は工場宿舎に泊まっていましたが、妻は会社を退職させましたから近くの街にアパートを借りて住まわせていました。週末に会いに行くだけです。

 

 恥ずかしいのですが、会った時は手を握ったり、ハグしたり、オデコにチュウ位です(まるで中学生だなグラサン)。いや小学生並みだろ。今の中学生は凄いんだから(恋愛名人なんだろグラサン)。そん時は知らんかったの。

 

 そんな生活が1年続いたのですが、このまま私を中国に置いておくのは拙いと思ったのでしょう。会社は私の中国駐在(4年間)を解き、本社の営業部に戻る様にと命じたのです。

 

 急遽領事館での妻の入国手続や実家の両親への挨拶をそそくさと済ませ(この経緯については改めて記事にします、ややこしいので)、帰国する事になったのですが・・・。

 

 会社の経費削減目的で澳門(マカオ)→台北→名古屋と言う経路での帰国です。ややこしいったらありゃしない。セコイ会社は潰れれば良いのに。

 

 まず、珠海の中国側ボーダーで妻のパスポートが本物か怪しいとクレームが付きました。自国のパスポートの真偽が解らない職員って一体何ムキー

 

 更に日本の入国ビザも疑わしいと言われる始末。偽物か否かは日本の入管が判断する事でしょ。お前らに解る訳ないじゃんムキー。約1時間半のロス。

 

 澳門(マカオ)側のボーダーでもパスポートにクレーム付けられ約30分のロス。やっと澳門(マカオ)の空港に着いたら、今度はエバー航空の職員が疑う始末。飛行機の時間が迫り焦りました。

 

 こんな事もあろうかと3時間前に着ける様に出発したのですがぎりぎり間に合ったと言う感じです。この分では台北のトランジットも・・・。

 

 しかし、台北はすんなりと通してくれました。流石ですね。台湾大好きです。

 

 後で仲良しの香港人のビルに聞いたのですが、中国側は単なるやっかみ(海外に行けるなんて羨ましい)と言う感情、澳門(マカオ)は中国側からの売春婦の問題、エバー航空も台湾政府のお叱りが心配って事みたいです。

 

 もし、トランジットでは無く、台湾入国だったらただでは済まなかったかも知れないとの事でした(スパイと疑われるリスクがあったのです)。

 

 後は日本(名古屋)入国を残すのみ。やれやれ・・・。

 

(つづく) 

 

 

 

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