今日は長女の中学卒業式でした。
長女が中2の時
長女からのSOSに気づきました。
そこから学校との距離が少しずつできはじめ
休んだり遅刻していったり
正直必死だったので記憶が無いです。
当時男の子から色々言われたり
(その子達にとっては何気ないことだったのかもしれません)
自分の機嫌で授業が説教に変わる先生との付き合い方に思い悩み
私もどうして良いか分からないながらに
娘の気持ちに寄り添い
判断は娘に任せてきました。
その1つがカウンセリングを受けるということでした。
本音を言うと毎年学校から配られるその手紙は
我が家に関係ないことと思っていました。
でもいざ利用するとなると
私も娘も躊躇していたのは確かです。
でも本人が受けたい。と言ったので
お願いしました。
その時一人で行くのも心細かったようで
私もついて行った時期もありました。
カウンセリングについていってわかったこともありました。
家での娘と学校での娘のギャップです。
必死で自分を見せないように頑張っていたんだなと。
カウンセラーの方との相性も良く
とても助けられました。
正直医療の力を頼るかも娘に確認しました。
娘の答えは「NO」
もしかすると頼っていた方が
回り道をせず済んだのかもしれませんが
無理につれていくのも違うと思い
見守りました。
中3になりとても良い先生に恵まれ
遅刻早退を繰り返しながら
朝は私が送りながらでしたが
登校できる日が多くなりました。
勉強はというと
授業に参加してないこともあり
ついていけないことも多々ありましたが
好きな教科は自分で学習していたので
試験前には少し口を出すこともありましたが
あまりきついことを言わないように心がけました。
でもやはり目に余るくらい
スマホをいじりすぎていたり
だらだらしていたときには
怒り、その理由も伝えるようにしました。
この1年は進路を決める1年でもありました。
興味がある学校のオープンスクールには
一緒について行き肌で感じてもらいました。
進路の相談を家でするときも
こういう理由でここは選択肢に入らない
こことここはこういうことで迷っている。
いつもモノを整理するとき
こういう理由でもういらない。
こういう理由でとっておきたい。
これとこれはこういう理由で迷っている。
しっかり自分の考えを私に伝えるトレーニングしてきたことが
こんなところで活きました。
そして私も私の考えになるよう
コントロールする言い方ではなく
判断材料になるようなアドバイスを伝えてきました。
結果私自身もとても鍛えられました。
三者面談の時も
学校ではいつもおとなしく振る舞っている娘が
自信を持って進路の話をしている姿を見たときは嬉しかったです。
その結果
おかげさまで自分が希望していた進路に進むことができました。
2日前、卒業アルバムをもらってきたので見せてもらいました。
友達はいないとずっと言っていたのですが
思いのほか寄せ書きもたくさんの先生、お友達にしてもらっていて
安心しました。
近くにいた夫の母もアルバム見たそうだったので
見せて良いか聞くといいよーとのことで見せました。
部屋で見てリビングに返却に来た母は泣いていました。
アルバムの笑顔をみたこと、読んじゃいけないと思ったけど
お友達からたくさんの寄せ書きがあって本当によかったと。
そしてみおちゃんも本当にお疲れ様。とねぎらいの言葉をもらい
私まで泣いてしまいました。
同居していて普通だったら大丈夫?とか
少し口を出したい部分だったかもしれないけど
そこに関してはなにも思ってないよ!とも言ってもらっていたし
娘がどんなに遅い時間に行くときも「いってらっしゃい!」
早く帰ってきても「おかえり~!」と
声をかけてくれる夫の母の振る舞いは
私も夫も本当に助かりましたし
そして何より娘も助けられたと思います。
夫から
他の人から見たら甘やかしてるって思われるかな?
と言われたこともありましたが
でもさ、最終的には元気で笑顔で過ごせれば良いし
最後まで付き合うのは家族だし
なんと思われても良いんじゃない?
と伝えるとそうね!と
夫自身も何かなにか気づいたようでした。
とても長くなりましたが
我が家は娘のことを誰も責めなかったし
選択を否定しなかったし
かといって全てを容認するわけではなく
だめなことはだめと伝えていました。
この2年間を振り返り
私自身心がけていたことは
・当たり前ににあてはめない(当たり前の定義は人によって違う)
・時間がかかっても選択することに付き合って尊重する
ということです。
普通に学校に行っている
ということはとても幸せなことです。
4月から子ども達二人とも進学します。
明るい未来になるよう
またしっかり支えていこうと思います。
最後の学活でもらった手紙。大切なモノがまた1つ増えました。