衝撃、静寂、躍動、そして数あるピアノソナタのなかで、もはや超絶の領域に入るソナタ。それがシューマンのピアノソナタ第2番。冒頭での全力感ではじまり、いったん平穏が訪れたのもつかのま、ガラリと性格が変わり、どんどん加速していく。さすがシューマン。シューマンでしかない。小学生がそんなに簡単に弾きこなせるはずもない。それでも必死に向き合ってる今は今しかできないこの曲との向き合い方があるはず。小学校生活をしめくくる大曲への挑戦。発表会の日が待ち遠しい