7月16日(日)

気温は39℃まで上昇

炎天下で作業したら命は無い

 

究極に汚れまくる作業なので

外でやりたかったが

この気温では仕方ない

エアコンの効く室内に

ドライブシャフトを持ち込んだ

ブーツをめくって

真っ黒グリスをざっと拭き取り

泥沼の中からスナップリングの頭を

見つけ出す

スナップリングプライヤーで広げ

ドライブシャフトと

CVジョイントを分離

これが意外に難しい

グリスを拭き取り洗浄し

各部品を点検

摩耗や傷は無くて安心

ちゃんと10年毎にO/Hして

万一途中でブーツが破れても

グリス切れのまま

走ったりしなければ

CVジョイントは一生使える

 

わたしゃ

バラしたCVジョイントを

見ているのが好きだ

ひとつひとつの部品が実に美しい

飾っておきたいくらいだ

CVジョイントの組み立ては

3D知恵の輪みたいなもの

エリミのドライブシャフトも

ユニバーサルジョイントじゃなくて

CVジョイント(等速ジョイント)なら

スムーズに走るのだろうか?

グリスの既定量は115gなのに

SAAB用キットのグリスは

何故か80gしか入っていない

グリスを完全除去しない

手抜きメンテ前提なのかな?

とにかく外国人の仕事はデタラメなのが多い

ちゃんと既定量を注入して

真っ黒いモンブランの出来上がり(笑)

品質が怪し過ぎるブーツは

BOP's美容室さんの情報から

ラバープロテクタントで長寿祈願

普通のブーツバンドは使わず

再使用可能なホースバンド締めて

ひとまずO/H作業完了

トリポードジョイント側は

黄色い極圧ウレアグリス60gが指定

ここは車体への挿入直前に注入する

だいぶ腰がやられ気味だが

もし朝起きて大丈夫そうなら

明日の朝、車体に装着しよう

 

にしても

今日は室内で作業して正解だった