昔のバイクのタイヤサイズは現代とは違うので銘柄選びに悩みます。旧車だとエリミに限らず最新のタイヤが履けるようにとホイールを換える手法もあるようですが、私はエリミに関しては出来るだけオリジナルのホイールを活かす方向で行くつもりです。
 
エリミネーター900(750)のオリジナルタイヤサイズはフロントが100/90-18、リヤが160/80-15。当時はリッターバイクでもリヤタイヤの幅は太くてもせいぜい130だったので、リヤフェンダー無しの丸見え160幅タイヤにはとてつもないインパクトがありました。
 
私はツーリング指向のハイギアード化のためリヤにはさらに大きな170/80-15タイヤを履かせて外径を稼いであります。このサイズでもスイングアームその他干渉しそうな箇所は無く何ら支障なく走れておりました(16年前まで)
 
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タイヤの銘柄は写真のパターンでもお判りのようにダンロップのK555というまるっきりアメリカン用のツーリングタイヤです。のんびりツーリングにはこれで充分だし耐摩耗性も良いのですが、当然のごとくフルパワーをかけるような走りには向いていません。
 
沖縄の舗装は硬くて滑り易いのでちょっとアクセルを開き過ぎると簡単にリヤタイヤがスライドしましたし、R58の大きな交差点で右折するときフルカウンターを切らされた事もあります。長年オフロードを走っていたし当時はまだ少しは若かったので怖いとも思いませんでしたが、今は反射神経も相当鈍くなっているでしょうから油断出来ませんね。
 
当然のことながら16年も冬眠していたのですから復活前にタイヤは前後交換しなければなりませんが、次期銘柄を何にしたら良いのかで悩んでいます。出来れば前後とも同じ銘柄で揃えたいのですがそうなると本当に銘柄は限られますし、今履いているダンロップのようなのんびりツーリング指向のアメリカン用タイヤがほとんどです。
 
私的にはNinjaに履かせて極めてフィーリングが良かったダンロップのK300GPを履かせたいのですが残念ながらエリミにはフロントしかサイズがありません。フロントにD社K300GP、リヤにはAVONヴェノムなんて掟破りはアリでしょうか?