の水 経堂 にて祝宴 | らっこのモノ好きブログ

の水 経堂 にて祝宴

昇進試験合格の最後の祝宴。

お茶をならっている社中のお仲間からの祝いでした。

ほかにも一人、とある難しい国家試験を合格した女性の分も入れての祝い会です。

場所は、小田急線経堂駅にほど近い、「の水」というお店。


いやあ、とにかくね、旨かったのよね。


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まずは酒菜の盛り合わせ。

さじに盛ってあるのが、なまゆば、左回りに、山芋のそうめん風なもの、柿の白和え、にこごり、アジの棒鮨、真ん中が里芋のとうふ。

次に、
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お造り。右下のきゅうりの左横に、茶色いものがあるでしょ?これね、お味噌のようでいて、実は醤油をムースっぽくしたもの、これがものすごく旨くて、普通の醤油よりも口に入れた瞬間の風味がとてもいいんです。わさびと一緒にお刺身に付けるってわけです。

その上にあるのが、メカジキのスモーク、左回りに、あなごの蒸したもの、太刀魚の焼き物、ぶりのお刺身、ひらめの昆布じめ、どれも繊細で美味しい。

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こちらは、ぶりの西京焼きで、下に出汁で炊いた大根が敷いてあって、上にじゃがいものソースといくらが乗ってます。ウマすぎて腹だたしい。

で、
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椎茸としんじょ、そしてレンコンのてんぷら。こちらも、シンプルだけど、しんじょのお出汁がきいてます。

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最後は稲庭うどん。こちらも、利尻昆布の一番出汁でいただきます。ちょっと食べてしまってから、写メしちゃったんだけど、しその葉と梅肉が乗ってました。

途中うっかり食べて撮りわすれたのが、お店の名物とうふと、とうふのスモークです。こちらのお店、スモークしたお料理も名物みたいです。とうふのスモークはまるでチーズのような風味。酒が進みます。

それと、この日食べたのは4800円の一番リーズナブルな価格の中で工夫していただいたのですが、メニューにあった、1人前12000円のすっぽんはかなりいいらしいですよ。

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こちらの画像は、お祝いでいただいた、お菓子をたべる楊枝です。銀製。
全体が笹の葉を模していて、付け根は竹をデザイン化したもの、洒落てます。
本来、表千家の男子は、お菓子は手づかみですが、べとっとしたものには、使いたいですよね。
うれしい。

古田織部とその周辺/久野 治

¥2,940
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こちらもお祝いの本。古田織部は利休の弟子で、数寄大名として有名な人。最近じゃ漫画も有名ですね。アヴァンギャルドで、利休の弟子でいながら、独自の展開を見せた数寄魂には惚れます。
へうげもの(1) (モーニングKC (1487))/山田 芳裕

¥540
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楽しい夜でした。